2日ぶりのモーニングショー監視報告です。

東京の感染者（正しくは陽性者）が７００人を超えたという話題をパネルコーナーのトップに持ってきていました。陽性者の数などどうでもよい、感染者の数だったとしてもその何割が重症化するのかというデータを出さなければ無意味。いつまでたっても感染者の数が増えることが重大だというドグマを手放すつもりはないんですね。アンジュもそのドグマを信じ切っている様子で「７００人を超えると空気が変わる」などと発言していました。この話題以外のアンジュのコメントも床屋談義レベルでしたね。出始めの頃は鋭いコメントもあったように思いましたが今やすっかりサティアンの住民になってしまったようです。

その後番組は今まで何十回見たかわからないシミュレーションを紹介していました。今まで紹介したシミュレーションの検証は頑なにせず次から次へと新しいシミュレーションに食いつく。サイエンス度外視の番組ということはよくわかっているけど溜息が出る。

小学校でデルタ株のクラスターが発生してという話も扱っていましたが、７割は無症状で症状が出た子どもも全員軽症だったとのこと。これでどう怖がればいいのかと疑問を持つのが普通なのに、羽鳥は「７割が無症状だということは検査をしなければわからなかったんですね」などと頓珍漢なことを言う。これからは子どもから大人への感染が広まるんじゃないかということで玉川は子どもたちにPCR検査をしろなどと息巻いていましたが、まさか陽性判定された子どもを隔離施設に放り込むつもりか？だとしたら正気の沙汰ではないが。検査体制が不十分なのが問題だと言いたそうでしたが、検査と隔離がセットになっていることが問題なんだよ。

最後はワクチンを打ったあとのブレーク感染の話。アンジュも玉川も打っても感染するから打たないでおこうというのは正しくないと主張していました。ワクチンに懐疑的になっているのはそういうのが問題ではないのだが。アンジュもワクチンを拒否する人はデマを信じ込んでいる人だと思っているようでした。ワクチンの危険性についてはライジングのコメントのやり取りを見ててもどう評価してよいかわからないのが本心なのですが、小林先生が今日ブログで書かれている井上先生の論文を待ちたいと思います。