”オドレら正気か?”お疲れさまでございました。今回も、楽しく、かつ興味深く見ることができました。 今回の放送はいつもと異なり、「河野大臣へのメッセージ語り」というスタンスをとっていたかと思います。番組全体としてはまだ自分の中でクリアーになっていない箇所があるので、そこは留保したいのですが、河野大臣のブログ全般に感じるのは、「デマ(*)を飛ばしているのは、果たしてどちらなのだろうか?」ということなのだろうと思います(よしりん先生は、その部分を語りたかったのだろうと、私見では思われました)。そして、特に重要と思われたのは、「ワシは決して反ワクチン派ではない。本当に効くワクチンであるのならば、それでよい。でも、(コロナワクチン)はわからないことが多く、危ないんじゃーないですか?。つまり、両論併記をして、国民に選択できることを考えさせないといけないんではないか?」(これは、もしも一方的な情報しか与えず選択肢を狭めるのが良いと本当に思っているとしたら、それは国民にはそのような複雑なことを考える能力はないと決めつけ、国民をバカにしているのではないか?と解釈することもできると、感じました)。そして、「このままいくと、後世にはハンナ・アーレントがアイヒマンを指して定義した「悪の凡庸」を行うことになる可能性があるが、それで良いの!!」というのは、強烈なメッセージでございました。 以上でございます。 (*)なお、ここは、医学系の研究従事者としてのコメントでございます。番組で「ワクチン接種された実験用のネズミが2年で全て死んだ」という大臣のブログが紹介されました。ここでいう実験用のネズミがラット(ドラえもんに出てくるドブネズミに相当)、あるいはマウス(いわゆるハツカネズミ)のどちらかはわかりませんが、どちらも寿命は平均2-3年であり、ここだけみると、何か非科学的でデマ飛ばしているな~という印象を受けてしまいます(実際にそういう報告があればの話ですが)。しかし、プレクリニカル・スタディ(前臨床試験)においては、動物愛護の問題が厳しくはなっておりますが、ヒトにより近い動物(この場合は、食肉目のネコ)が使われるのは、一般的であると思います。
チャンネルに入会
フォロー
小林よしのりチャンネル
(ID:18275636)
”オドレら正気か?”お疲れさまでございました。今回も、楽しく、かつ興味深く見ることができました。
今回の放送はいつもと異なり、「河野大臣へのメッセージ語り」というスタンスをとっていたかと思います。番組全体としてはまだ自分の中でクリアーになっていない箇所があるので、そこは留保したいのですが、河野大臣のブログ全般に感じるのは、「デマ(*)を飛ばしているのは、果たしてどちらなのだろうか?」ということなのだろうと思います(よしりん先生は、その部分を語りたかったのだろうと、私見では思われました)。そして、特に重要と思われたのは、「ワシは決して反ワクチン派ではない。本当に効くワクチンであるのならば、それでよい。でも、(コロナワクチン)はわからないことが多く、危ないんじゃーないですか?。つまり、両論併記をして、国民に選択できることを考えさせないといけないんではないか?」(これは、もしも一方的な情報しか与えず選択肢を狭めるのが良いと本当に思っているとしたら、それは国民にはそのような複雑なことを考える能力はないと決めつけ、国民をバカにしているのではないか?と解釈することもできると、感じました)。そして、「このままいくと、後世にはハンナ・アーレントがアイヒマンを指して定義した「悪の凡庸」を行うことになる可能性があるが、それで良いの!!」というのは、強烈なメッセージでございました。
以上でございます。
(*)なお、ここは、医学系の研究従事者としてのコメントでございます。番組で「ワクチン接種された実験用のネズミが2年で全て死んだ」という大臣のブログが紹介されました。ここでいう実験用のネズミがラット(ドラえもんに出てくるドブネズミに相当)、あるいはマウス(いわゆるハツカネズミ)のどちらかはわかりませんが、どちらも寿命は平均2-3年であり、ここだけみると、何か非科学的でデマ飛ばしているな~という印象を受けてしまいます(実際にそういう報告があればの話ですが)。しかし、プレクリニカル・スタディ(前臨床試験)においては、動物愛護の問題が厳しくはなっておりますが、ヒトにより近い動物(この場合は、食肉目のネコ)が使われるのは、一般的であると思います。