yan ryu のコメント

yan ryuです。本日道場ご参加の皆様、おつかれさまでした。初めて公論サポーターとして設営からお手伝いさせていただきました。横大道先生が憲法論議の問題点で話された、エリート・プラグマティズムが憲法の空洞化をもたらすというお話が印象的でした。法律さえ変えれば憲法は無視してもいいような風潮が「特措法」の乱発につながっていると感じます。      
                                                         
また、「公共の福祉」概念の大雑把さが国際社会から指摘を受けていることは初めて知りました。故・小室直樹先生は「憲法とは、生命、自由、財産の保護という、国民の基本的人権を守ることを最大の使命とする」と述べられました。その上で憲法第十三条こそがロック以来のデモクラシー思想の伝統の詰まった日本国憲法のエッセンスでありその趣旨は、「国家はどんな理由があろうとも、どんな逆境にあろうとも、どんな困難が待ち受けていても、国民の生命、自由そして幸福追求の権利を守るべし。何が何でも、国民の権利を保障せよ!憲法は国家にそう命じているのである。」と語られました。(「日本国憲法の問題点」より)この憲法のエッセンスを無視しても仕方ないものなのかどうか…「公共の福祉」という概念を整理しなければならないと感じました。

No.519 43ヶ月前

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