先日、お笑いタレントの「大川総裁」が出演していた
ラジオ番組で、以下の様な事を紹介していました。

それは、今年3月に行われた首相官邸での記者会見に
フリーのジャーナリスト（？）として参加した、
大川総裁自身が菅総理へ行った質問についてです。
質問内容は概ね、以下の様な内容です。

・電子マネーを国策化する。
・その為にコロナ禍の経済対策に電子マネーを活用する。
・以前に行った「エコポイント」は、約6400億円分のポイント発行で
　約5兆円の経済波及効果が生まれた。
・これを参考に、「コロナ予防ポイント」を付ける。
・コロナ感染対策に対して、お店側とお客さん側がポイントを付け合う。
・「感染対策をキチンとしているお店」に、お客さんがポイントを付ける…とか。
・「無言で食事をしたお客さん」に、お店がポイントを付ける…など。
・これなら若い人も楽しんで感染対策が出来るのでは。

これに対して、番組司会のタレント「北野誠」やアシスタントの女子アナが、
「みんな、ポイント貯めるの好きだし！」と嬉々として絶賛！

こんなに稚拙な風紀委員感覚で、ディストピアは生まれて行くのですね。
この辺の鈍感さというか、無自覚さは聞いていてゾッとしました。

※「大川総裁」は、お笑いタレント「江頭2：50」が
昨年まで所属していた芸能事務所の代表取締役でもあります。
以前から社会問題に対して活動している様で、
その中には弱者に寄り添う様な内容も多く、このラジオ番組でも
そういった活動内容を紹介していました。