久しぶりに夜勤帰り車を運転しながらモーニングショーを聴いていると頭が痛くなってくる。

今日のパネルコーナーは前半では菊間の馬鹿っぷりが際立っていました。ワクチンの接種が世界に比べて遅いと指摘し、「世界に後れを取っているのが怖い」と発言。おいおい、欧米諸国に比べて感染者数は断トツで少ないんやぞ。何を怖がっているのか全く理解できない。緊急事態宣言の話では、「イギリス人の友人に聞いたんですけど、イギリスでもロックダウンをしたりしなかったりしているけれど手当は出しているそうです。世界でできているのになぜ日本ではできないのか」などとツッコミ待ちなのかと聞きたくなる発言。外国の事情に精通しているから知性があるのよと言わんばかりの振る舞い自体に呆れますが、その手当は無尽蔵に出てくるとでも思っているの？資本主義を否定するの？学校を休校するべきかどうかの話では、「新たなフェーズに入っている」という何かを言っているようで何も言っていない発言。こんな弁護士に依頼したいと思う人いるんでしょうか。

玉川は前半は大人しかったですがそのまま終わるわけはなかった。田崎が「吉村知事は実効性生産数が減少傾向にあり増加も鈍化しているとも言っている」との紹介はスルーし、「子どもから子どもに移るという話は聞いていない」という発言に噛みつく。「聞いていないんじゃなくて調べてから言ってほしい」と言っていましたが、知事が実際に検査しろということなの？意味がわからない。休校の話でも「無症状で広まる可能性もあるんじゃないだろうか」と手垢のついた主張。無症状なら何も問題ないやろ。それどころか集団免疫を達成できるいいチャンスだろうに。大阪の医療崩壊の話題では、「飲食店は大変だろうし遊びたい人もいるだろうけど現状を見ればどうすべきかわかると思うんですけどね」と矛先を一般市民に向ける。矛先を向けるならまず医師会だろうが。普段反権力を気取っていながらどうしてそこまで医師会に阿るのか。こちらとしては医師会に破防法を適用してほしいぐらいなのに。

最後の方ではまん防なのか緊急事態宣言なのかという不毛な議論をやっていました。その場面は家で見ていたのですが70歳になる私の父が「こいつらは理屈ばかり言っている」と呆れていました。父はテレビばかり見ていて結構なコロナ脳なのですが、それでもそういう感想が出てくるということは、世間からはだいぶ愛想尽かされているのではないかと思いました。