shiro のコメント

世間の秤を絶対視する人は多い。目方がインチキで信用ならなくても、それしか判断材料がなければ、人はそれに縋って生きるしかない。しかし、自前の秤をなぜ使わないのか。懐中で錆び付いて、使い物にならなくなった秤を磨く気にはならないものか。

インチキな秤で量るから、いつもインチキな結果しか出ない。大衆が常に愚かなのは、自前の秤を使えないからである、と私は結論します。小林先生にはまともな秤があったから、いの一番に「インフルエンザと比べて」コロナの脅威度を量ることが出来た。世間の知識人たちは、ただ博覧強記なだけで自前の秤を使いこなすに至らなかった。その違いが本来の知性の差、なのでしょうね。

江戸時代には「秤座」があり、文字通り秤の制作や補修を独占していました。現代の悪しき秤座は、マスコミですね。専門家を抱え込んで、インチキな秤を人々に押し付けている。いきおい、人々の庶民的感覚は破壊され、大衆化していく。一度インチキな秤が普及してしまうと、それを元にすべての物事が「はかられて」いきますから、一向に解決が見えなくなる。秤の独占をなんとか崩さないと、ずっとデタラメなままの世の中が続きます。辛抱強く戦い続けていくしかありませんね。

No.314 34ヶ月前

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