今週号の『ゴー宣』、井上正康先生の次のセリフ、おもわず、うん、と声がでてしまいした。 「日本や東アジアの『ファクターX』とは何かといえば、『土着のコロナによる毎年の免疫的軍事訓練』と、『新型の弱毒コロナ株による集団免疫の強化』による抵抗力だったのです。」 まず弱毒性のウイルスが2020年1月頃までに日本に広まり、この時期に本来、蔓延するはずだったインフルエンザ・ウイルスとの干渉が起こった。その後、数か月が経過し、このときに獲得された抗体はほとんど消滅した。そのため、2020年6月に厚労省が実施した抗体検査では、抗体保有率は1%以下という低い数値になった、ということになるのでしょうか。 一方で、抗体がどれくらい長く残存するかについては、まだ議論の余地があるようです。横浜市立大のグループの研究では、抗体は6か月経過しても残存するという報告がなされています(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201202/k10012741951000.html)。また2020年12月に実施された抗体検査でも、抗体保有率はのきなみ1%以下だったという報告。 このあたりのことを井上先生に尋ねてみたい気がします。 うさぎ
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今週号の『ゴー宣』、井上正康先生の次のセリフ、おもわず、うん、と声がでてしまいした。
「日本や東アジアの『ファクターX』とは何かといえば、『土着のコロナによる毎年の免疫的軍事訓練』と、『新型の弱毒コロナ株による集団免疫の強化』による抵抗力だったのです。」
まず弱毒性のウイルスが2020年1月頃までに日本に広まり、この時期に本来、蔓延するはずだったインフルエンザ・ウイルスとの干渉が起こった。その後、数か月が経過し、このときに獲得された抗体はほとんど消滅した。そのため、2020年6月に厚労省が実施した抗体検査では、抗体保有率は1%以下という低い数値になった、ということになるのでしょうか。
一方で、抗体がどれくらい長く残存するかについては、まだ議論の余地があるようです。横浜市立大のグループの研究では、抗体は6か月経過しても残存するという報告がなされています(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201202/k10012741951000.html)。また2020年12月に実施された抗体検査でも、抗体保有率はのきなみ1%以下だったという報告。
このあたりのことを井上先生に尋ねてみたい気がします。
うさぎ