ただし のコメント

『よしりん辻説法③ 12人の語るべき人類』を昨日、読了致しました。およそ1年前に刊行された作品ですが、今読むと、小林先生のブレなさ加減や、現在と連動していることも多く、非常に面白かったです☆♪
 この感想を今日、ここに書こうと思っていました。
 先生のブログを読んだからではございません。
 4巻が発売されたこのタイミングで、失礼かとも思いますが…。

「愛がアルディ」は、傑作だと思いました。面白くて、ジーンときて、アルディさんに親しみと言うか、同胞意識みたいな物を感じました。不思議とエロスも感じる気がしました。
 夫が襲われるのを見たアルディさん、慌てて駆けつけ、間に合わず泣いてしまい、今度は追いかけられて、川に落ち、カバに踏みつぶされてしまうアルディさん。そして取り残された子供。哀愁を感じるシーンでした。
 先生が描く、涙を流して泣く場面は、本当に悲しそうに見えてグッときます。
 面白く、為になる、とても良質な回でした。

 眞子さまの回と、雅子さまの回は、まさに今度の、新潟道場のテーマにも通じていますよね。

 前澤友作の回や、渋沢栄一の回は、今のコロナ禍での私しかない日本人の醜さとも繋がると思いました。

 イモトアヤコの回、そして奥山玲子の回は、渋沢栄一の回にも掛かるのかも知れませんが、森喜朗問題で明るみに出た能力主義やジェンダーの問題とも繋がると思います。

 ホラン千秋の回や、八村塁の回も、女性蔑視からくる差別の問題とハーフへの差別で、解決へのヒントが見える気がします。

 栗原心愛ちゃんの事件、京アニの事件を扱った回では、今のコロナインフォデミックで、理不尽に殺される、女性や子供のことと重なる気が致しました。

 玉川徹への評価の基本は、今と微塵もブレていないと思いましたし、クリント・イーストウッドの回は、コロナ禍での生命至上主義や老人至上主義と繋がりました。

『よしりん辻説法』、本当に、名作です☆☆☆

『美女の箱舟』これからゲットして読みます!
 2巻、3巻とアマゾンで買ったのですが、読者ハガキが入っていませんね。

No.71 45ヶ月前

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