日本のフェミニズム運動は、ある程度目的が達成されてしまって方向性を見失って暴走したんだろう。これからは森喜朗が基準になる。プライベートでも性別に関してはジョークさえも控えられるようになり、恋愛も結婚ももっと減るだろう。フェミニズム運動家の発言力は強くなるし、クォーター制も進むが、自由闊達な議論は減り、一部の女性はこわい人たちとして一箇所に括られることになる。究極のフェミニズムを目指して女性宮家の実現を主張するという現実的な方法があったが、左翼陣営の人たちにはそういう柔軟性も自由も、いや、はっきり言えば結局、知性がないのだろう。