希蝶 のコメント

 生放送、お疲れ様です。久しぶりに気分がすっきりしました。
 イデオロギーの怖さ、柔軟性のなさについて、考えさせられました。

 一つの思想や信条を持ってしまうと、そこから考えが発展せずに、自分は自分の信じている道が唯一絶対と思い込んでしまう。そこから袋小路に陥り、矛盾や自家撞着があっても無視するか、あるいはただの例外として処理してしまう。大切なのは変わらないことでもあるし、変わってゆくことでもあるのかな、と思いました。昨日と今日が同じ日であったら変わり映えしないし、今日よりも明日の方がいい日であって欲しい、と誰しも(という言い方をしてはいけないのかな?)思うのではないのでしょうか。

 井上達夫さんの件は、ちょっと考えさせられますね。ブルータスよ、お前もか、といった感じです。上記の話ともダブるけれども、一度固定した観念を抱いてしまうと、人はその思想を是としてしまって、自分に改める点があるとはあまり思わない。キリスト教徒を弾圧したパウロが突如としてイエスの声を聞いて、改心するなんてことは滅多にないのでしょう。しかし、その変容は、積み重ねのようなものであって、きっかけも何にもなしで起こることではなく、やはり態度で示すか、言い続けることしかないのだろうと思います。ただし、あまりくどくどやり過ぎるのも逆効果なのかも知れないとも。肝腎なところで、コロナウイルスは危険ではない、という姿勢を周囲に示せれば良いのかな、と。
 とりあえず、井上さんも正気にかえる日が来るのを期待した方がいいでしょう。来なかったら、その時はそれだけの人だった、で良いと思います。

 話のついでに、先日面談で、上の人とコロナの話をして、先走って「水掛け論になるかもしれないですが」と言ったら、「だったら、そういう話はしたくはない」と返されてしまいました。そういう言い方をこちらからしてはいけないのでしょう。それでも、「コロナウイルスよりもコロナで右往左往する人の心が怖い」とは主張しましたが。「君の言うことはホリエモンとよく似ている」と言われましたが。
 その人は最後まで、「どちらも同じことを言っているだけではないか、どちらが正しいということもないのではないか」と言っていましたが。以上、報告しておきます。

 ライジングの感想をおろそかにして、くだらないことばかりですみません。偉そうなことばかり記していますが、自分も去年の暮れに医師の圧力に負けて、微熱の親を入院させてしまい、そのことが原因で、ある筈のものがない、なくなってしまったというトラブルを起こさせているのだから、同調圧力には弱いと反省します。
 そろそろ記します。

No.146 45ヶ月前

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