よしりん師範、木蘭師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、今週も楽しいライジングの配信をありがとうございます。軽いネタと言いながら重厚な思考の裏付けが必要なゴー宣が純粋にすごいと思います。 ――「そもそもマチョイズムでロリコンというのは両立しないではないか。男尊女卑・男根主義で女をガンガン従える男と、少女にしか勃起しない男というのは、両極にいる男のタイプのはずだ。」 暴力や権力・権威を使って女性を弱い立場に落とし込み従わせておきたいマッチョと、端から低年齢の弱い少女にしか興味を示さないロリコン、この二つは対象や行動様式は真逆でも、女性を従わせたいという志向は同じだと思えます。そして絶対女性に手を上げないと心に決めているよしりん師範は当然どちらとも無縁であると断言できます。そもそもこの女性に手を上げないという決意は凄いことだと思います。女性の脳は左右の半球が男性より太い脳梁でつながっているため論理と感情のバランスが良く、エピソード記憶も残りやすいため口喧嘩をすれば勝つのは大概女性です。余程の信念と瞬発力がなければ説得を諦めて押し黙るか手を上げてしまうことになると思うわけです。マッチョとはコンプレックス全開で女性記者のぶら下がり取材に切れる安倍のような人です。フェミは本来安倍のような権力をまとったマッチョをこそ叩くべきなのに、ギャグのために偽悪的にマッチョを演じるよしりん先生を責めるとは判ってないですね。好好爺的にAKBに嵌ったらロリコンって言うに至っては浅すぎます。 ――「人生に安定を望む女は堅実な男が好きだし、冒険を求める女は男の才能に惚れる。」 安定を望む女性は法で縛られた契約関係=結婚を望み、冒険を求める女性は実存を得られる恋愛を志向するという以前あった論点につながりますね。男の色気も才能も女に見られていることで発揮されるのですから、いずれの関係でも男は見られるように努力すべきだし女はその努力を見てほしいと思いますね。こんな時代だからこそ。 ――「わしの妻は勘三郎や猿之助が好きで、その後継者に今一つ満足してないのを顕わにし、女がいないからだと言っている。それは仕事にだけ埋没している最近のわしへの警告だろう。暗に女を作らなきゃダメよと脅しているのだ。」 これは『大東亜論』の頭山満の奥方の言葉にも通じる部分があり、ますます師範が頭山と重なってきました。ゴー宣道場が玄洋社に重なる部分があっても、願わくば来島恒喜を演じる人が現れなくても良いように歴史が進展してくれることを祈ります。 木蘭師範の実体験や実感を伴った神話解釈は大笑いしつつも、その人間理解の深さにいつも唸らされます。スサノオってダメ男な上に暴力で女性を従わせるタイプのマッチョ神ですよね。それが英雄神にまで変われたのですから櫛稲田姫という女性の力がいかに重要な役割を演じるかが窺い知れます。英雄神の芸=武勇なのでその肥やしは最高の女性神を守るという一点でしょうから。墜ちていくスサノオのココからの復活劇と、成長した天照・スサノオ両者の和解劇を楽しみにしています。 『開戦前夜』も『大東亜論』『AKB48論』『女性天皇の時代』もますます楽しみです na85
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よしりん師範、木蘭師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、今週も楽しいライジングの配信をありがとうございます。軽いネタと言いながら重厚な思考の裏付けが必要なゴー宣が純粋にすごいと思います。
――「そもそもマチョイズムでロリコンというのは両立しないではないか。男尊女卑・男根主義で女をガンガン従える男と、少女にしか勃起しない男というのは、両極にいる男のタイプのはずだ。」
暴力や権力・権威を使って女性を弱い立場に落とし込み従わせておきたいマッチョと、端から低年齢の弱い少女にしか興味を示さないロリコン、この二つは対象や行動様式は真逆でも、女性を従わせたいという志向は同じだと思えます。そして絶対女性に手を上げないと心に決めているよしりん師範は当然どちらとも無縁であると断言できます。そもそもこの女性に手を上げないという決意は凄いことだと思います。女性の脳は左右の半球が男性より太い脳梁でつながっているため論理と感情のバランスが良く、エピソード記憶も残りやすいため口喧嘩をすれば勝つのは大概女性です。余程の信念と瞬発力がなければ説得を諦めて押し黙るか手を上げてしまうことになると思うわけです。マッチョとはコンプレックス全開で女性記者のぶら下がり取材に切れる安倍のような人です。フェミは本来安倍のような権力をまとったマッチョをこそ叩くべきなのに、ギャグのために偽悪的にマッチョを演じるよしりん先生を責めるとは判ってないですね。好好爺的にAKBに嵌ったらロリコンって言うに至っては浅すぎます。
――「人生に安定を望む女は堅実な男が好きだし、冒険を求める女は男の才能に惚れる。」
安定を望む女性は法で縛られた契約関係=結婚を望み、冒険を求める女性は実存を得られる恋愛を志向するという以前あった論点につながりますね。男の色気も才能も女に見られていることで発揮されるのですから、いずれの関係でも男は見られるように努力すべきだし女はその努力を見てほしいと思いますね。こんな時代だからこそ。
――「わしの妻は勘三郎や猿之助が好きで、その後継者に今一つ満足してないのを顕わにし、女がいないからだと言っている。それは仕事にだけ埋没している最近のわしへの警告だろう。暗に女を作らなきゃダメよと脅しているのだ。」
これは『大東亜論』の頭山満の奥方の言葉にも通じる部分があり、ますます師範が頭山と重なってきました。ゴー宣道場が玄洋社に重なる部分があっても、願わくば来島恒喜を演じる人が現れなくても良いように歴史が進展してくれることを祈ります。
木蘭師範の実体験や実感を伴った神話解釈は大笑いしつつも、その人間理解の深さにいつも唸らされます。スサノオってダメ男な上に暴力で女性を従わせるタイプのマッチョ神ですよね。それが英雄神にまで変われたのですから櫛稲田姫という女性の力がいかに重要な役割を演じるかが窺い知れます。英雄神の芸=武勇なのでその肥やしは最高の女性神を守るという一点でしょうから。墜ちていくスサノオのココからの復活劇と、成長した天照・スサノオ両者の和解劇を楽しみにしています。
『開戦前夜』も『大東亜論』『AKB48論』『女性天皇の時代』もますます楽しみです na85