確かに医師会は開業医主体の団体ですが、開業医は怖くてコロナを診たくないわけではありません。
TVであのようにアホなことをずっとほざいているのは日本医師会や都道府県の医師会レベルで、開業医と直結している郡市の医師会は発熱・帰国者外来を企画して開業医を募集して、応募した開業医が診察にあたっています。
応募は殺到しており、抽選に漏れている開業医は多数です。
結局はずっと言われていますが、指定感染症を外すか、せめて5類に格下げしないと、単なる町医者では、現状ではコロナを診察できる設備はないところが多く、頑張って診察してみて、万一、自分やスタッフに感染者や濃厚接触者が出れば休診しないといけないので、普段から通院されている患者さんやいろんな方々に迷惑をかけることになるし、風評被害や差別で閉院しないといけないかもなので、そういう意味ではコロナ診察は怖いと言わざるを得ません。
たとえ、応援に行きたくても、自分のところも最少人数のスタッフでカツカツで診療をしており、どうしても応援に行くとなると自分のところを休診していかなくてはいけません。とてもじゃないけど、経営的に無理です。
日頃の医師会のお偉いさんの発言を聞いていると、皆様が立腹されるのも理解はできますが、「医師会は嫌いでも、やる気のある開業医のことは嫌いにならないでください。」です。