小林よしのりライジングVol.385のゴーマニズム宣言を読んで、今の世の中がどれだけ狂っているのか
まざまざと見せつけられました。
視聴率を稼ぎたいためにひたすらコロナは恐怖の殺人ウイルスだと煽るマスコミ、
オリンピックは開催したいけど支持率(食い扶持)を失いたくないために荒唐無稽な感染対策を打ち出す菅政権、
さほど効果が見込めないのに言うとおりにしないと報復人事されるから従う官僚・・・。
今までも理屈が通らないことを見てきましたが、こうも破綻した物事を押し通そうとする姿勢が顕著になる
時代が来るとは思っても見ませんでした。
理屈が通らないことを押し通そうとする一方で、反対意見に対しては理論に整合性がないと批判して、
少しでもトラブルが起きると「そら見たことか」と極悪非道であるかのように喧伝する様は
自分たち人間に理性や知性というものは本来馴染まないものではないかと思えてなりません。
ただ、馴染まないものでも理性や知性をだましだまし使ってこれまでの歴史を積み重ねてきたのも事実なので、
理性や知性を総動員して反対の声を上げていきたいと思います。

今回の「トンデモ見聞録」で紹介された木蘭さんの知人の料理人の方の悲痛な思いが胸に刺さりました。
「鳥園」の店主が亡くなるまで焼き鳥を焼いていたように、自分の仕事を生きがいとして人生を捧げている人たちは
目に見えなくても沢山います。そんな人たちの声に全く耳を傾けず、それどころか全国の知事に
飲食店の営業停止の権限を渡そうとする菅政権の新型インフル特措法、感染症法、検疫法の改正案は
殺しのライセンスを渡すようなものです。こんな事がまかり通ったら、日本の食文化そのものがなくなってしまいます。
今起きている理不尽な行為を止めるためにも声を上げていきます。