希蝶 のコメント

 つづきです。
 途中休憩がはいり、再開後、その対策として、オンライン授業が有効だ、コロナ以前に「ギガスクール構想」があり、一人一台パソコンという計画があったとあって、
 福岡市の中学校の理科の時間のリモート実験を、トラブルも交えながら紹介。

生徒の感想→静かだ、通常の授業ではもっと賑やかだ、自分と先生一対一で集中できる。

先生の課題→人数34員の一人を待つのに時間がかかる。間違えて退出したり、Wi-Fiがきれてしまったりした

 末富さんの話では、熊本地震で学びが止まったので、今回のことでも対応がはやかったし、先駆的な自治体の事例を真似た方が良い、と。通信端末やWi-Fiを貸し出してくれる自治体日本のあたりまえになって欲しい、とも。

 別の事例として、愛知県豊根村で、人口1000人、全校生徒24人 2年まへからデジタルに積極的

 生徒の反応→普段は黒板が見えるだけなのに、みんなの顔が見えるのが面白い。
 先生のつくったパワーポイントや教科書のページ見えて、集中できる
 授業の録画を見て、復習に役立てることができる。

 思わぬ効果として、オンラインだと9分割の画面で、これまでほかの子に遠慮して発言できなかった子が自由に発言できる
 生徒たちが、採取した植物で一斉に発言する。たとえば沈丁花と桜の花びらの違いなど。
生徒たちが積極的になり、成績がアップした。

 末富さんの意見によると、日本のオンライン教材は世界でもトップレベル教材であるとのこと。どんどん世界や興味がひろがり、子供を信じなくて厳しいセキュリティをかけてゐる学校もあるが、よくないと思う、との発言。

 続いて、学校行事をオンラインイベントに出来ないか、という話で、品川水族館でクイズ形式で授業を実施したという事例を紹介。全国どこからでも参加できる、料理教室などでも画面に先生の手元がアップされ、真似しやすい。広い会場が必要としないから参加費は安い、おとうさんの参加者も増える、と。

 末富さんは、このような試みはストレスを軽くできる、低学年ほどストレスが高いので、楽しい活動があると前向きになれる、たくさんの人との体験を共有できる、自分もガンダムのオンラインイベントに参加し、国を超えて参加する人もいた、と。

というような話を1時間半位、途中ニュースを挟んで放映していました。

 以上、だらだらと記しましたが、自分の感想を最後に記すと、どうもリモートに抵抗があり、いつも「四角い画面」と記したりしていますが、そういう試みだったら、通信制とか、NHK教育テレビとかがやってきたことではないのか、全否定はしないし、授業を面白くするのはいいことかも知れないけれども、それは通常の教室での授業あってのことではないのでしょうか。
 自分もかつて個別指導塾でアルバイトをしていたことがあり、何とかして生徒に授業を興味を持って貰いたいと思って、いろいろしましたが、それらは学校の授業あってのことであって、そこに塾や予備校の授業のエッセッスが加わって、理解が深まる、というのが正規のありかたなのではないのか、と思っていましたし、今もそのように感じます。

 本当に長々とすみませんでした。
 m(_ _)m

No.120 39ヶ月前

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