希蝶 のコメント

>>83
>>88
 どうも有り難うございます。加えて、自分が調子に乗りすぎたことを反省します。こういうワイドショーの動画って、インターネットにあげられていて、自分が書き起こしをするまでもなかったのかも知れない、と反省しています。

 そういいつつも、この番組のこともあげておきます。1月20日放送のNHK「あさイチ」です。もう一度似たようなことをするのをご容赦下さい。

 「モーニングショー」とか、「グッどラック」などを視聴されているかたがたは、こちらの番組のことはあまり注目しないと思いますが、この日はなかなか興味深い、ある意味ひとごとではない内容をとりあげていました。

 学生・児童から学ぶ機会を奪うのはどうか、というような特集をやっていました。

 番組は、確かクラスに陽性者が出て、学級閉鎖をせざるを得ないとかいう話から始まり(この部分は録画できなかった)。それから、コメンテーターのかたがたが、修学旅行も中止、学校行事でふれあう体験もなしで、卒業式もどうなるのか、という話を始め、

 パネルでは小学生から18歳の学生までのアンケートを表示していました。

1.学習面での不安
「進学への勉強や生活面でのサポートをしてほしい]
「勉強ができなくて不安です」
「先生に遅れたところを教えて欲しい、マスクをもっとふやしてほしい」
2.「コロナにかかるのが怖い」「よるねむれない」といった精神面での不安

 子供達の学びの場を奪っている2つの要因として、「家計がピンチだから」・「感染が不安だから」

 学習面での不安についての事例
〇 リムジンバスの運転手で給料4,5万減ってしまい、会社の存続も不安だ、迷った末に子供(弟)の通信教育を解約した。姉の方は塾に通わせているのに、姉弟で学力差がつくのではないのだろうか?

〇 母子家庭で、母親は介護とホテルの清掃の仕事のかけもちで13万円稼いでおり、学資保険の積み立てもしていたが、ホテルの収入がなくなり、収入が半減し、食費の切り詰め、働けばなんとかなると思っていたのに、働けない。
息子は塾にはゆかず、受験勉強し、特定の地域の文化を見ることが夢。20万の受験費用で、1ヶ月で3,4万円を入れていたが、ガス代などで使うようになった。
彼の場合、英検準一級を合格しているので、受験料にめどがたっている。

 ここで、NHKから休業支援金を知って欲しいという宣伝があり、ただし、休業以前の8割、580億円にとどまっている これからでも申請してほしい、とのこと。

 さらに話題が少しかわり、地域の取り組みの例として、中野区無料塾の話をとりあげる。
中学生25人にボランティアが教えているとのこと。アルバイトをしている講師は、「休憩時間に中学であったことをきくのが楽しい」「生徒からも学べるし、ほかの社会人とのつながりも得られる」という感想を述べる。
無料塾を主宰している大西桃子さんは、去年の3月から食料の無料配付も行っており、給食以外の食事をしていない子供を憂えてのことで、寄付ですべてを賄っており、amazonの通販リストで「欲しいものリスト」というのがあり、「缶詰」・「のり」・「パスタ」など、数時間位で埋まってしまうそうです。東京以外の地方から、外国の人もいて、子供食堂などにも利用されているということです。amazonの機能を知っている人は誰でも取り扱うことができるということ。送り先を選ぶときに注意すれば簡単、と説明していました。

 日本大学の末富芳さんという人のコメントでは、このような授業形式で、子供にとっていろんな考えかたを知ることができ、大人にとっても職場とは違う場所を知ることができて、心の元気につながる、という意見。

 関連した話で、大学生の食料を支援する活動の話があり、「フードパントリー」というのがあって、寄付による無料配布で大学生であれば誰でも支援可能、ということでした。大学生も、食費の切り詰めなどで、栄養が十分にいきわたらず、卒論などに差し障りがある、というような話でした。

 スタジオでは、大人なら人づてに仕事みつかるけれども、学生は仕事がみつけられないし、学生は甘えてはいけない、という意識がある、という話題になり、

 ここで、またNHKから自治体の子育て支援窓口の宣伝がありました。さらに、「修学支援新制度」や「学生支援金給付金」についての解説。

 ここで、2の「感染が不安だから」というケースに話題が変わり、

 事例として、本人た家族に持病がある場合の「自主休校」の話として、中3・中1の兄妹のインタビューがあり、一度も妹は中学に登校できていないという話を。
母親にも持鋲があり、喘息の兄に言わせると、学校自体が密なので、すべて怖い、とりわけ食事の時に皆がマスクを外すのが恐ろしい、とのこと。
 そのような兄を感染させたくないので、妹が自主休校を提案する。電車の時間帯が混んでおり、電車に乗ることで自分が感染源になってしまう、自分が無症状でも兄にうつすかも知れない。オンライン授業を学校に提案するもきいてもらえなかった。
2学期の成績「欠」ばかりで、課題提出するも成績はつかず「未履修」あつかい。
 妹はこの状態では高校に行けるのかわからない、といい、母親も「学校に行かせたいが、内申が不安」とのこと。

 別の事例として、小学生の姉と弟の話があり、
 こちらも両親に疾病があり、姉弟で喘息を患っており、12月までは普通に登校していたが、姉が中学受験を控えているので弟も自粛することになった。姉はもし受験ができなかったら、後悔するだろう、弟は「コロナに一緒にかからないために休んでいる」と。
 母親は弟の友だち関係のことで今まで構築してきたものに影響が出ると心配している。

 3つめの事例として重い心臓病を煩っている大学受験生の話があり、受験会場に感染者が居るかもしれない。別室で受験しても感染リスクを十分下げられないので、今年の受験を断念した、非常に悔しい、と。
 母親も「来年になったら、本当に安心してうけられるのか?」

 ここで、豊島区では児童の257人の感染者のうち、241人が小学生で去年の6月の3倍、中学生は16人、という解説がはいる。

 ここで、石井志昂という人がリモートでコメント。
親の対応として、感染が怖いから学校を休みたい子供がいった場合の対処として、
1.子供の話を聞いてあげる。感染してなくても不安が多い
2.不安を煽る情報はシャットアウトする。
3.実際に休んでみる。子供は限界を超えて休みたいと言っているからそのようにすべきだ。1日休んで、数日でまた学校に生きたくなる
頑張って見ればという言葉は持癩を踏んでいる。

 わたしの子供は大丈夫、とはらをくくるのも大切だ、とも。

 ここで、メールが紹介され、中1の娘の生活が自粛で始まり、学校が遅れを取りもどそうとするも、そのスピードについてゆけず、2学期からは登校できなくなったという話が語られる。
 長くなったので区切ります。

No.119 47ヶ月前

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