>>262 ちこりさん >>268 ひさりんさん どうもありがとうございます.私はライジングを読み,みなさんの意見を読んで考えながら,この場で書き,推敲を繰り返すことによって,自分の考えがまとまってくるということがあるので(ちなみに私も清水幾多郎さんの本買って今時間見つけて読んでいます.Dr.Uさんお教えいただきありがとうございます!),それに対するフィードバックをいただけるのはとてもありがたいです.私は門下生でもなく,道場にもまだいけてません.しかし,最近ハッシュタグ祭りに参加するためtwitterを始め,我々少数派からするとすごい人数の集団が,あまりにも「引く」科学的に誤った意見を確認・承認しあっている姿を見るようになったので,ここに戻ってくると本当にほっとします.もちろん馴れ合いは良くないですが,建設的な議論ができる場所というのはなかなか限られている,と特に玉石混交のネット界隈ではつくづく感じます. 前回も記載しましたが,お二人が仰るように,今回の問題は日本の悪いところがあちこちで噴出しており,うねりを実際に作っていくには多面的なアプローチが必要だと思いますが,個々人の努力だけではいかんともしがたいところがありますね.各々がそれぞれの生活を持ちながら,手練れの洗脳プロ集団(テレビ,新聞をはじめとするメディア)に立ち向かっているわけですから. 私が今使える武器だと考えるものに,ハッシュタグ祭りへの参加以外に,実際の診療で,不安がっている患者さんから聞かれたときの説明,があります.私がコロナを怖がっている患者さんに説明しているのを聞いていた下の子(医者)に「実際に聞くとコロナ対応している第一線はたいへんな思いをしている.自分たちがコロナ患者さんを診ているわけでもないのに,他科の者(私の専門は別です)がコロナへの恐怖を解くようなことを言って患者を増やすようなことをしてよいのか?医療崩壊は今現実にあり,世間の認識が変わるまでこの傾向は続くのだから我々は黙っているべきではないか?」という旨のことを言われてしまいました.(なるほど,こうやって今回の少数派の意見は医療者側の中では持ちつ持たれつの仲間内ではけん制されて意見が広まっていかないのか)と気づきもありましたが,悲しくなりました.そのような考え方が社会にどういう影響をもたらしどう自らに跳ね返ってくると予想されるか,その子には説明しましたが,わかってもらえたか,わかりません. そもそも医療者として自分の同業者の苦労を想像し気遣う視点はあるが,社会での生活者としての視点,経済悪化で困窮してしまう弱者への視点,想像力があるのでしょうか.結局「想像力は自分が直接関わるところまでに限定される.自分に直接関わらなければそれ以上は想像しないで満足.終了.」なのが,医療関係者を含め,今の大多数の日本人の普通なのでしょう.だからこそ,自分の範囲を超える一次情報を取りにいく必要性を感じず,流れに身を任せるだけなのかもしれない(先週末おどれらの「浮き輪」ですね). 本当に,少数派の闘いは常に困難ですね. 数々の闘いをくぐりぬけてきたよしりん先生,やっぱりすごいです. 戦い方を今後のためにもこの目に焼き付けながら,自らの戦いに生かそうと思います.
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>>262 ちこりさん
>>268 ひさりんさん
どうもありがとうございます.私はライジングを読み,みなさんの意見を読んで考えながら,この場で書き,推敲を繰り返すことによって,自分の考えがまとまってくるということがあるので(ちなみに私も清水幾多郎さんの本買って今時間見つけて読んでいます.Dr.Uさんお教えいただきありがとうございます!),それに対するフィードバックをいただけるのはとてもありがたいです.私は門下生でもなく,道場にもまだいけてません.しかし,最近ハッシュタグ祭りに参加するためtwitterを始め,我々少数派からするとすごい人数の集団が,あまりにも「引く」科学的に誤った意見を確認・承認しあっている姿を見るようになったので,ここに戻ってくると本当にほっとします.もちろん馴れ合いは良くないですが,建設的な議論ができる場所というのはなかなか限られている,と特に玉石混交のネット界隈ではつくづく感じます.
前回も記載しましたが,お二人が仰るように,今回の問題は日本の悪いところがあちこちで噴出しており,うねりを実際に作っていくには多面的なアプローチが必要だと思いますが,個々人の努力だけではいかんともしがたいところがありますね.各々がそれぞれの生活を持ちながら,手練れの洗脳プロ集団(テレビ,新聞をはじめとするメディア)に立ち向かっているわけですから.
私が今使える武器だと考えるものに,ハッシュタグ祭りへの参加以外に,実際の診療で,不安がっている患者さんから聞かれたときの説明,があります.私がコロナを怖がっている患者さんに説明しているのを聞いていた下の子(医者)に「実際に聞くとコロナ対応している第一線はたいへんな思いをしている.自分たちがコロナ患者さんを診ているわけでもないのに,他科の者(私の専門は別です)がコロナへの恐怖を解くようなことを言って患者を増やすようなことをしてよいのか?医療崩壊は今現実にあり,世間の認識が変わるまでこの傾向は続くのだから我々は黙っているべきではないか?」という旨のことを言われてしまいました.(なるほど,こうやって今回の少数派の意見は医療者側の中では持ちつ持たれつの仲間内ではけん制されて意見が広まっていかないのか)と気づきもありましたが,悲しくなりました.そのような考え方が社会にどういう影響をもたらしどう自らに跳ね返ってくると予想されるか,その子には説明しましたが,わかってもらえたか,わかりません.
そもそも医療者として自分の同業者の苦労を想像し気遣う視点はあるが,社会での生活者としての視点,経済悪化で困窮してしまう弱者への視点,想像力があるのでしょうか.結局「想像力は自分が直接関わるところまでに限定される.自分に直接関わらなければそれ以上は想像しないで満足.終了.」なのが,医療関係者を含め,今の大多数の日本人の普通なのでしょう.だからこそ,自分の範囲を超える一次情報を取りにいく必要性を感じず,流れに身を任せるだけなのかもしれない(先週末おどれらの「浮き輪」ですね).
本当に,少数派の闘いは常に困難ですね.
数々の闘いをくぐりぬけてきたよしりん先生,やっぱりすごいです.
戦い方を今後のためにもこの目に焼き付けながら,自らの戦いに生かそうと思います.