希蝶 のコメント

希蝶
No.215 (2021/01/18 02:54)
2. ゴーマニズム宣言・第404回「弱者は常に少数派」
 ホームレスになってしまい、ご家族に自身の窮状を訴えることを恥とされているかたの気持ち、何となく分かります。自分も人に頼ることが何だか甘えのような気がして、とにかく自分の足で立つことを優先しないと、人の手助けを求めてはならない、みたいに感じているところがあります。この場合の程度の差は雲泥のものなのかも知れませんが。
 マスコミで一線で活躍しているはずのワイドショーのコメンテーターが、貨幣が無限に鋳造・発行できると信じ込んでいる頭の中の単純さが不思議でなりません。自分も想像力が足りない方ですが、それでも、環境同様、社会も循環しており、物がめぐりめぐっていることは思い浮かべることはできます。現代の大多数となっている老人のことに目先を奪われ、自分たちのプライドと名誉のために本当に困っている人たちのことを「見て見ぬ振り」を決め込むメディアの驕慢さは確実に質されなければならない、報道陣に属する人達は何としても現状にひろく目を向け、マスメディアの真の使命を取りもどしてほしい、と願います。

 と、ここまで何だかかたっ苦しく記しましたが、このコロナ騒ぎで自分が一番感じることは、残業が増えた、ということです。(何度も記していますが)斎場では最後の枠が「コロナ枠」と通称され、厳重な体制で清掃が行われます(さすがにビニールの防護服までは着ませんが、ハイターで消毒された特別な布巾を使ったり、マスクの交換やビニール手袋の着用などが求められます)。
 その枠があるたびに、仕事の終了が遅くなるので、不謹慎ですが、

 今日は(コロナ枠の)会葬者がいなければよいのに、

ということをみなで思ったりしています。会葬者のかたがたにしてみれば、どのような形でなくなったにせよ(それにコロナが直接の死因ではないのでしょうが)、身近な人に先立たれてしまったのだから、少ない人数でも見送りをしたいと思うのは当然なのでしょうが、掃除をする方にとってみれば、

 会葬者ゼロの方が火葬だけの問題になるので楽だ、

ということになります。本当に身勝手な話ですが。
 とりわけ、この「緊急事態宣言」とかいうので、自主的に休んでいる従業員も増えてきているので、より大変になってきています(去年の4月・5月の時よりはまだ多くの人が出勤していますが)。また木蘭さんもおっしゃっているように、斎場でも冬は繁忙期で、人のなくなる数が多く、春夏の比ではないのです。
 以上、弱者は少数だという話に関連しているかどうか分かりませんが、直接コロナ騒ぎでどういう影響が出ているのか、分かりやすい例なのではないかと思い、あげてみました。

 先週、今週とこのような事情で非常に忙しく、あまり時間がとれませんでした(ミヤネ屋はたまたま休みの日で、運が良かったと思っています)。今週も、今日も続けて出勤です。冬に人がなくなるのは当たり前だ、なぜ、このような常識がマスメディアには分からないのか、腹立たしいです。
 今日も出勤なので、今回はここまでになりそうです。それではまた次号を期待します。

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