私の父は89歳で、東京大空襲の時逃げ回った経験がありますから、世の中に怖い物はありません。
毎日マスクをせずに外に出かけていく元気な老人です。

以前、市長に「コロナ論」、「コロ問い」、「コロナ論２」を送ったことを書きましたが、
マスク着用に関してのメールもついでに送りました。
一応返信がきたので、名前だけ伏せて全文を載せておきます。

〇〇様
　　　　　　　　　　　　　　　〇〇市長〇〇〇〇

本格的な寒さがやってまいりましたが、いかがお過ごしですか。
日頃より、市政に対しましてご協力いただきありがとうございます。
さて、〇〇様よりいただきましたメールを拝見いたしました。
このたびは、市へ本をご寄贈いただき誠にありがとうございました。
都内で新規感染者数が増加し、不安を感じていらっしゃることと存じます。
市としてマスク着用の効果について科学的に検証してほしいとのご要望ですが、
市には専門機関がないため、専門機関のある国や東京都が検証した結果を
皆様に周知することが市の役割と考えております。
このため、市独自に効果の検証を行う予定はありません。
厚生労働省より周知されている新型コロナウイルス感染症対策は
「マスクの着用」「３密の回避」「手洗い」「消毒」など、
基本的な対策の徹底とされています。
マスクを着用することで、ウイルスの飛散を抑制し、
他人に感染を広めないなどの効果があると言われています。
マスク着用の効果については、内閣官房による「新型コロナウイルス感染症対策」の
ホームページ内（URL：https://corona.go.jp/proposal/#mask）で紹介されておりますので、
参考にしてください。
ご指摘のとおり、様々な理由によりマスクを着用できない方もいらっしゃいますし、
夏場はマスク着用により熱中症のリスクが高くなる可能性もあるため、
他人と十分な距離が保てる場合は外しても良いとされています。
なお、国の新型コロナウイルス感染症専門家会議の提言による「新しい生活様式」では、
マスクの着用だけでなく、身体的距離の確保や手洗いといった感染防止の３つの基本を示していますので、
こちらも併せて実践していただければ幸いです。
引き続き、市民の皆様の安全・安心を守るため国や東京都、関係機関、関係団体と連携して情報を共有しながら、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めてまいりますので、
ご理解とご協力をお願いいたします。
末筆となりましたが、〇〇様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

だいたい予想はしていましたから、こんなものですね。
ようするに、他人と距離がとれない場合はどんな理由があろうと、マスク着用ということです。
心臓病で呼吸が常に苦しい私でも、マスクをしなければダメなのです。
これが現実です。