護国 のコメント

>>389
2013年4月に始まった異次元の金融緩和(アベノミクス)の時点で、「MMT」と似たような事をやっていました。
つまり、以前は市中で消化(金融機関などが買う)されていた「国債」を「日銀」が通貨を刷って(最終的に)買い取る様になりました。
何が違うかというと、「日銀」が国債を買うことで、新たに「創造」された「マネー」が市中に供給される、それで景気回復を狙ったのですが、中々「投資」も「消費」も伸びず(物価も上がらず)ズルズルと7年以上も継続されています。
それって、ただ「赤字国債の尻拭い」を中央銀行にさせてるだけでは?との指摘も出始めました。
こうした構図が長引くことで、実体経済が必要とする以上に「通貨」がばらまかれ、「インフレ」の危険も高まりますし、
借金の穴埋めのため(国力を高める投資ではなく)だけに「通貨」を過剰に「発行し続けた」事自体が、「円」の価値を毀損し、(紙切れ・破綻までは至らなくても)望まない水準まで「下落」することもあり得ます。
そうなると「輸入品」は高騰し、庶民の生活は窮地に陥る、最終的に「円」の信用を取り戻すには、無秩序な「造幣」に歯止めをかけざるをえなくなる。
結局のところ「貨幣創造」「造幣」の「機能」自体は国が続く限り存在するでしょうが、それを「行使」できる「期間」は無限ではない、だからMMTが基幹とする「造幣」で得られる「財源」は「有限」である、と自分は思ってます。

No.404 48ヶ月前

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