みなさま、あけましておめでとうございます。
帰省なしの年末年始でしたが、何かと立て込んで投稿できませんでした。

■書店の在庫状況について
『コロナ論』は常備している書店が増えてきました。
書店の中でも認知度が高まっているようで、店頭予約で書名を告げると「ああ、１ですか？２ですか？」と返ってくることが多いです。
そして『コロナ論2』の在庫状況ですが、店頭からなくなっていてランキングからもなくなったりしています。
店頭予約していた書店から、1/19に重版が完了するとの連絡がありました。複数書店で同時に連絡があったので確定的な情報かと思います。
嬉しく思う反面、歯がゆい気持ちもあります。

■『コロナ論2』読書会について
zoomで行われたカワカミヨウコさんの読書会に参加してみました。
大人数参加されるのだろうと思って聞くだけのつもりでしたが、あまり参加の方がいらっしゃらなかったので少し発言させていただきました。
みなさんの意見をうかがって、『コロナ論』『コロナ論2』もいろんな捉え方があるのだなと面白かったです。
とくに「小林よしのりさんの２０年来の読者で、戦争関係を中心に描いている漫画家さんという認識があったが今回がらっと変えてきた」という感想には、ホーーーーーーという言葉しか出ず、フクロウになってしまいました（よしりん語に投稿します）。
個人的には『戦争論』も『脱正義論』も『差別論』も『民主主義という病い』もぜーんぶ動員して、現時点での集大成のような認識でおりました。（『新堕落論』との親和性が高いかと思ってます。）

■コロナ君について
まだSPA!読まれていない方には申し訳ないのですが、よしりん先生新しい攻め方を開発されたな！と感じました。
私は『卑怯者の島』など大好きで、よく白紙の原稿からここまでの物語を生み出せるなあといつも驚嘆してしまいます。登場人物が語るセリフがうそ臭くなく、まさに心から自然と出たセリフなのです。
よしりん先生の、キャラを立たせて活躍させる力は当代随一だと思います！コロナ君が玉川を指して言ったあのセリフ・・・(笑)(笑)。絶妙で軽妙で爆笑です！！