そして3件目
　パブリックコメントの趣旨と少し意味合いの違うコメントになるかもしれませんが、行政を担われる方々には、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザ感染症との直接死者数と関連死者数との比較、またこの二つの感染症の直接死と関連死の死者の平均年齢の比較や、幼児や児童や二十歳未満の学生等の若年層における重症患者発生についての比較などの数値から、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として2類一部1類相当の対応とし、その対応を更に1年間延長するという政策の妥当性についてさらに検討していただきたい。どの指標からも季節性インフルエンザウイルス感染症の方が日本人には健康被害が大きいことが明白なはずです。となると新型コロナウイルス感染症の２類一部1類相当の対応の妥当性は全くなく、さらに1年間の延長は、更なる経済活動の萎縮と減退につながり、景気の悪化にともなう雇用不安が更に大きくなり、将来不安などからくる精神疾患の増加が自殺者の増加に拍車をかける恐れがあると思います。また新卒の学生にとってあらたな就職氷河期を創ることにもつながりかねず、その学生が受ける影響は将来にわたり続くことになります。それでも新型コロナウイルス感染症に対処する現在の方策を継続するというのであれば、その理由を明確に示すべきです。