玉川くんへ情報があります。コロナ禍において女性が置かれた就業状況について。 総務省統計局作成、「労働力調査(基本集計)2020年(令和2年)10月分」という資料によると、「就業者」に関しては、正規の職員・従業員数は3535万人と、前年同月に比べ9万人増加しているのだが、女性の割合が高い非正規の職員は2111万人で、前年同月に比べ85万人減少している。すごい数だよね? ちなみに、7月は131万人減、8月は120万人減、9月は123万人減と壊滅的な数字だよね? そして君達マスコミも報じているように、「宿泊業、飲食サービス業」の就業者の減少が際立っている。対前年同月に比べ43万人減少している。次に減少しているのは「農業、林業」だが、その数12万人と半分にも届かない。 ちなみに「宿泊業、飲食サービス業」は、7月に22万人減、8月に28万人減、9月に48万人減となっている。9月に入ってから一気に20万人も増加している。総務省統計局による平成26年のデータ(少し古くて申し訳ない)によると、「宿泊業・飲食サービス業」における女性の割合は「64.1%」だそうだ。この女性が高い割合を占めている状態は、おそらく2020年の今も変わらないと考えると、やはり今回女性が受けたダメージは大きいと思わないか? そのダメージが、君の好きな「2週間後の……」ではないが、8月、9月の1~2ヶ月後の10月になって噴出したと考えるのは早計だろうか? まだあるぞ、「従業上の地位別就業者数」では、男性の「雇用者(雇われて働く人ね)」は3266万人と対前年月に比べ「17万人」減少したのに対し、女性は2731万人と、なんと「32万人」減少している。約2倍だよ、2倍! また、「雇用形態別雇用者数」によると、「非正規の職員・従業員」は2111万人で、前年同月に比べ85万人(3.9%)減少している。そのうち男性は「33万人」減少したのに対し、女性は「53万人」も減少している。20万人もの差があるのだ。 女性の置かれた状況は厳しいね。男性よりも女性のほうが特に。
チャンネルに入会
フォロー
小林よしのりチャンネル
(ID:3568288)
玉川くんへ情報があります。コロナ禍において女性が置かれた就業状況について。
総務省統計局作成、「労働力調査(基本集計)2020年(令和2年)10月分」という資料によると、「就業者」に関しては、正規の職員・従業員数は3535万人と、前年同月に比べ9万人増加しているのだが、女性の割合が高い非正規の職員は2111万人で、前年同月に比べ85万人減少している。すごい数だよね? ちなみに、7月は131万人減、8月は120万人減、9月は123万人減と壊滅的な数字だよね?
そして君達マスコミも報じているように、「宿泊業、飲食サービス業」の就業者の減少が際立っている。対前年同月に比べ43万人減少している。次に減少しているのは「農業、林業」だが、その数12万人と半分にも届かない。
ちなみに「宿泊業、飲食サービス業」は、7月に22万人減、8月に28万人減、9月に48万人減となっている。9月に入ってから一気に20万人も増加している。総務省統計局による平成26年のデータ(少し古くて申し訳ない)によると、「宿泊業・飲食サービス業」における女性の割合は「64.1%」だそうだ。この女性が高い割合を占めている状態は、おそらく2020年の今も変わらないと考えると、やはり今回女性が受けたダメージは大きいと思わないか? そのダメージが、君の好きな「2週間後の……」ではないが、8月、9月の1~2ヶ月後の10月になって噴出したと考えるのは早計だろうか?
まだあるぞ、「従業上の地位別就業者数」では、男性の「雇用者(雇われて働く人ね)」は3266万人と対前年月に比べ「17万人」減少したのに対し、女性は2731万人と、なんと「32万人」減少している。約2倍だよ、2倍!
また、「雇用形態別雇用者数」によると、「非正規の職員・従業員」は2111万人で、前年同月に比べ85万人(3.9%)減少している。そのうち男性は「33万人」減少したのに対し、女性は「53万人」も減少している。20万人もの差があるのだ。
女性の置かれた状況は厳しいね。男性よりも女性のほうが特に。