延命治療の実態は、前々から問題になっていましたね。私もずいぶん前に祖母を亡くしましたが、がんで瘦せ衰えて、人工肛門だので不自由し、モルヒネで意識も朦朧として、最後は見ていられませんでした。あれが尊厳のある死というものであったか、今でも疑問に思っています。 まして当人の意思を尊重せず、ただ機械的延命措置を施すことが現実にあったとしたら、それは虐待と言われても仕方ないでしょう。あれから幾年月、父ももう高齢ですがそのような看取り方はしたくないと思っています。日頃から家族が覚悟をしておかないと、流されるままに非情な延命措置を支持してしまうかもしれない。死を覚悟して生きるというのは、「自分の」だけでなく、「家族や他人も」視野に入れておかなければ能わないことなのでしょうね。
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小林よしのりチャンネル
(ID:19522841)
延命治療の実態は、前々から問題になっていましたね。私もずいぶん前に祖母を亡くしましたが、がんで瘦せ衰えて、人工肛門だので不自由し、モルヒネで意識も朦朧として、最後は見ていられませんでした。あれが尊厳のある死というものであったか、今でも疑問に思っています。
まして当人の意思を尊重せず、ただ機械的延命措置を施すことが現実にあったとしたら、それは虐待と言われても仕方ないでしょう。あれから幾年月、父ももう高齢ですがそのような看取り方はしたくないと思っています。日頃から家族が覚悟をしておかないと、流されるままに非情な延命措置を支持してしまうかもしれない。死を覚悟して生きるというのは、「自分の」だけでなく、「家族や他人も」視野に入れておかなければ能わないことなのでしょうね。