非正規労働者、飲食・サービス業の苦境については 週間「AERA(アエラ)」の10月12日No47の記事「統計から消えた失職者」が要点をついていました。 こうした業種はフルタイムで働けないシングルマザーなど、変則的な「シフト」を希望する労働者の受け皿として機能していて、「100年に一度の」経済危機と言われたリーマン・ショックの時も雇用者は減らなかったそうです。 ただ、元来生産性が上がらず、構造的に「低賃金」で、雇用者の所得も高くない。ある意味今の「コロナショック」は「一番弱い層」が最も打撃を受ける「全く前例のない」経済危機と言う事もできます。 社会が(ITなどで)効率化され、他の業種からはじかれた労働者が最後に行きついたのが「飲食・サービス業」だったので、今発生している「失業者」はすぐには転職できない方も多いはずです。政府は今までにない「危機」である事を自覚して(安易なバラマキでなく)、本当の「セーフティーネット」の充実に資する施策を実施して欲しい。
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小林よしのりチャンネル
(ID:94336347)
非正規労働者、飲食・サービス業の苦境については
週間「AERA(アエラ)」の10月12日No47の記事「統計から消えた失職者」が要点をついていました。
こうした業種はフルタイムで働けないシングルマザーなど、変則的な「シフト」を希望する労働者の受け皿として機能していて、「100年に一度の」経済危機と言われたリーマン・ショックの時も雇用者は減らなかったそうです。
ただ、元来生産性が上がらず、構造的に「低賃金」で、雇用者の所得も高くない。ある意味今の「コロナショック」は「一番弱い層」が最も打撃を受ける「全く前例のない」経済危機と言う事もできます。
社会が(ITなどで)効率化され、他の業種からはじかれた労働者が最後に行きついたのが「飲食・サービス業」だったので、今発生している「失業者」はすぐには転職できない方も多いはずです。政府は今までにない「危機」である事を自覚して(安易なバラマキでなく)、本当の「セーフティーネット」の充実に資する施策を実施して欲しい。