木蘭師範の『「後遺症」はコロナだけじゃないんですけど・・・』拝読しました。ふと自分の娘のことを思い出しましたので記します。 私のヨメは出産時、妊娠9ヶ月で妊娠中毒症、そして有無を言わさず帝王切開となり、1,510gという低出生体重児を産みました。私たちはNICUの保育器で口から管を挿入されているひ弱い娘のために、毎日早朝から見舞いましたが、幸いにも一ヶ月で退院し、十年経った現在では何の後遺症もなく、立派なダイナマイトバディに成長しております:笑 そのNICUですが、娘の保育器の周囲には出産時の医療ミスなどで、後遺症という言葉では片付けられない、回復見込みのないであろう子供たちが多く入院していました。私はその子供たちをとても正視出来ませんでしたが、そこには毎日、一生をかけて子供を見舞う親の姿がありました。私はこれらのことが決して人ごとではなく、また自らの人生とも紙一重なのだと、いたたまれない気持ちになったことをよく覚えています。 こういう自分の身の回りの見たくないこと、考えたくないことを、自分のものとして見てこなかった、考えてこなかった人たちが、今のコロナ脳に侵されているのではないか。そういうふうに思った次第です。
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木蘭師範の『「後遺症」はコロナだけじゃないんですけど・・・』拝読しました。ふと自分の娘のことを思い出しましたので記します。
私のヨメは出産時、妊娠9ヶ月で妊娠中毒症、そして有無を言わさず帝王切開となり、1,510gという低出生体重児を産みました。私たちはNICUの保育器で口から管を挿入されているひ弱い娘のために、毎日早朝から見舞いましたが、幸いにも一ヶ月で退院し、十年経った現在では何の後遺症もなく、立派なダイナマイトバディに成長しております:笑
そのNICUですが、娘の保育器の周囲には出産時の医療ミスなどで、後遺症という言葉では片付けられない、回復見込みのないであろう子供たちが多く入院していました。私はその子供たちをとても正視出来ませんでしたが、そこには毎日、一生をかけて子供を見舞う親の姿がありました。私はこれらのことが決して人ごとではなく、また自らの人生とも紙一重なのだと、いたたまれない気持ちになったことをよく覚えています。
こういう自分の身の回りの見たくないこと、考えたくないことを、自分のものとして見てこなかった、考えてこなかった人たちが、今のコロナ脳に侵されているのではないか。そういうふうに思った次第です。