soc_tna のコメント

師範方に質問です。

教育界は「リベラル」や左翼が多いイメージなのですが、体育教育やスポーツ界では軍隊(悪い意味での旧日本軍)的な思想がまかり通る矛盾があるように思いますが、いかがでしょうか?

東海大学野球部員の大麻の使用で野球部が活動休止になった際、恐らくは左の思想であるだろう「夜回り先生」こと水谷修氏がワイドショーで連帯責任を肯定しつつ、この活動休止が教育の一環になる事、体育会系は就職に有利である事などを説いていました。

彼の子どもたちや薬物に対する姿勢には感銘を受けていたのですが、水谷氏のような人でもスポーツに対してはこうなるのかと落胆しました。ただ、教育界や世論の中でも水谷氏のような意見は少数派ではないと思います。

スポーツライターの広尾晃氏は、高校球児の球数制限をはじめとして、真夏に開催する是非を含めた甲子園・高野連批判や、集団生活や越境入学などでのスポーツ漬け、スポーツ少年団から大学に至るまでの行き過ぎた「勝利至上主義」などの批判を行っているのですが、このような意見に賛同する人はおろか、発言する人も皆無に近い状態です。

連帯責任という言葉や必要以上の上下関係・しごきなどという軍隊的、それも公共心の無い軍人の行動のような悪い意味での”旧日本軍”的な思想がまかり通り、改善されそうな気配が全く無いのは今後の日本にとっても悪しき事であると思います。

かつて、健全な精神は健全な肉体に宿れ“かし”であると説いたよしりん先生や師範方、山尾先生に保守・リベラル・政治家として、教育界が毛嫌いするであろう「軍隊的思想」が体育教育に残る矛盾をどう考えるかお聞きしたいです。

No.53 48ヶ月前

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