基礎医学研究者 のコメント

以下の2点が,東海ゴー宣道場への質問であります。

1.ゴー宣道場で大きな課題となっている、「皇室問題」、「憲法改正」、および「コロナ過における非常事態宣言・自粛」。すべてに通底するのは”法の問題”ということになるかと思います。ですので、権力を縛るための”法”をきっちり議論して、それらを創出する必要があるということは、充分理解できます。しかしながら、一方で前回のゴー宣道場における演者の先生が、”日本人にはお天道様がみているという感覚が伝統的に流れている”という言及を行いましたが、この説明にも説得力がありました。さて、ここからが質問であります。これは私がよくわかっていないだけかもしれないのであえてお聞きしたいのですが、前者の「法治主義」という考え方と、後者の日本人の「伝統感覚」というものは、融合できる
ものなのでしょうか?直感的には、両者の考え方を突き詰めていくと、どこかで矛盾が生じ、衝突するのではないかと思われるのですが、いかがでしょうか?


2.ゴー宣道場では様々なテーマの議論を通じて問題点が共有され、少なくとも現在は門下生のレベルでも、責任を取れる方々の自主的な活動までがなされております。さてここでお聞きしたいのは、”公論を形成する”というさらなる戦術についてであります。少なくとも、デモを行うのは自己満足に近く、ネットを使う方法も、”過激な主張をしたもん勝ち”という偏った媒体であるので、一般の生活者には響かない媒体であることも理解できます。ただそうすると、倉持師範の言われる”中間層”の方々を引き込むためには、一体どうするのが有効なのでしょうか?”中間層”の方々に「自分達の代表はやはり選挙で選ぶべきだ」という感覚があるのならば、何とか”自分ごと”として問題を考えてるよう訴えかけ、投票場に足を運んで投票率を上げてもらうということになりますが、会社・学校、あるいは自治会などと異なり、集団の”問題意識の共有”が困難に感じられます。

以上ですが、よろしくお願いします。

No.31 48ヶ月前

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