ハックスレー のコメント

ショックドクトリンの一つかもしれない事案があります。
小泉進次郎が、国立公園内で再生可能エネルギーの発電所の設置を促す規制緩和をすると表明したそうです。
再生可能エネルギー普及率の1番高いドイツでさえ、森林に再生可能エネルギーの設置は出来ません。
何のための国立公園なのか?
こんな話は前代未聞です。
国立公園、その他の自然も、もっと法的に保全するのが日本の課題のはずなのです。
それどころか規制緩和!
風力関係の調査をしている知人によると、植生の評価も各調査会社の采配に依っているらしく、手探り感がありありで、もっと行政が主導してほしいと思っていた矢先の出来事だそうです。
心底こんなことに手を出して欲しくはありません。
規制緩和の言葉も誤魔化し的で腹立たしい。
こんないい加減な言葉でなく、持続可能な暮らしを支える基盤面積の大幅な確保、マイナスの影響を上回る代償措置を行うことで全体の影響をプラスにするネット・ゲインにはしなければダメだと思います。
そもそも国立公園の規制緩和を言ってるのは、風力・地熱の人達です。
風力の場合、騒音が課題です。
周辺5キロの居住がないとクリアしやすいのです。
生物の方は適当に調査データを出し、国の方針とか適当に言えば、どうにかなるの算段でしょう。
これを未然にふせぐ方法をないのでしょうか?
そうしなければ国立公園内が風車とソーラーだらけになってしまいますし、野生動物の風車への衝突事故も増えることでしょう。

No.101 49ヶ月前

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