ねこみみ のコメント

 ライジングの配信、お疲れ様です。
 今度のゴー宣道場は質問を受け付けるとのことでしたので、思い切って書き込んでみたいと思います。
 主によしりん先生と倉持師範への質問になるかと思いますが、他の師範方のご意見もお伺いしたいです。

1)オーケストラは現在世界中で受け入れられていますが、表現の普遍性というよりはⅰ)近代化(非西洋諸国にとっては西洋化とほぼ同義でしょうが)、ⅱ)欧米の植民地政策の影響、が大きいのではないかと思ってしまいます。
 芸術や表現が普遍性を持つには何が必要でしょうか。やはり文化的な土壌を共有するための歴史的な経緯が無いと難しいのでしょうか。

2)ー1 倉持弁護士が執筆した『リベラルの敵はリベラルにあり』の中で、「ナショナル・アイデンティティ」という概念が紹介されています。リベラルの側から民族や宗教にとらわれないナショナル・アイデンティを提示することで国家等を再定位する、とありますが、自然発生的に共有された価値観ではなく、人工的な価値観で集団がまとまるには何が必要でしょうか。

2)ー2 言語というのは「その国らしさ」を示す大きなものだと思いますが、自然条件や歴史と不可分な自然発生的なものだと思います。もし人工的な価値観をその国らしさとするのであれば、近代民主国家に共有する価値観を持つ複数の国家においては、国民にとって国家は交換可能な、同質の容れ物になりますが、実際上それはありえないかと思います。
 自然発生的な価値観がその国らしさを作り、人工的な価値観でもって喪失した国民相互の連帯を回復させるという理解で良いのでしょうか。

3)天気予報や地震の発生を確率で予測しようとするなど、日本人の科学への信頼感は大きいんだなあと思っていましたが、このコロナパニックを見ていると、日本人にとっては科学も信仰の対象であり、事物や現象を理解するための道具では無いんだろうなあと思ってしまいます。物事に対して理非を弁別するには教育の内容が大事なのかなと思いますが、学校の授業で教えるのも難しいような気がします。先生や地域の大人が、普段の姿勢で示していくしかないのでしょうか。

 以上の点について、質問いたします。よろしくお願いします。
 倉持師範の著書はまだ途中までしか読んでいないので、きちんと読めば書いてある内容を質問しているかもしれませんが、どうかご容赦ください。
 普段聞きたいなと思っていることがこういう時に限って出てきませんが、思い出したら再度投稿したいと思います。

No.141 50ヶ月前

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