おはようございます。 まだ道場の興奮が収まっておらず、昨日の晩のテレビニュースでは、一定の条件でコロナが28日間生存するだの云々の話が流れ、コロナ恐怖を増幅するかの様な報道でした。 他にも長く生存するコロナよりも危険なウイルスがいるんじゃないの? インフルエンザウイルスでも一定の条件では長く生存するのでは? 実は北九州の某施設では、イノシシの頭骨が展示されて自由に触れる事が出来たのですが、感染防止で「アクリルケースに封印」されています。 再三書きますが、これだと視覚障害者への説明が出来るはずがありません。 あるカスは「口で説明すればいい、それでもプロかよ」と暴言を吐きましたが、あの複雑な骨格の構造を口で説明するのはプロでも至難の技です。 プロでも万能じゃありません。 他にも某ペットショップではコロナ感染防止とかの理由で爬虫類へのハンドリングが禁止されました。 じゃあ、店員はどうやって世話をするのか? コーンスネークやフトアゴヒゲトカゲ等、ハンドリングが可能かどうかで、スキンシップをとれるというのは、その生き物を飼育する大きな楽しみになります。 また、ハンドリングされる事に慣れさせておけば、メンテナンスでその生き物を取り出したり、健康チェックなどをする場合に個体に無用のストレスを与えなくて済むメリットがあるのです。 エキゾチックアニマルの文化ではハンドリングは重要な作業なのです。 ここであえて言えば、爬虫類の中ではリクガメが最も危険です。 アフリカ産のリクガメに付着してるマダニがかなり広い範囲の動物を吸血し、媒介する「心水病」という反芻動物の死亡率の高い病気を媒介するからです。 これはコロナよりもはるかに危ないです。 おかげでアメリカではリクガメの輸入は禁止されてますが、日本では禁止にされていません。 コロナの感染源と言われたコウモリにしろ、もう一つの感染源と言われたアマガサヘビにしろ、SARSの感染源と言われたハクビシンにしろ、野生動物と接していて、自分だけが絶対に安全であるべきだと言うのはムシが良すぎるのです。 例えば、皆さんは街中を歩いていてハトを避けたりはしますか? 大部分の人が避けず、気にせず、逆に親しみを持って近づいたり、餌をやったりしてるはず(本当はいけないんですが)。 ぶちまけますとハトは最も不潔な動物です。 粉塵となったハトの糞を吸い込むことによるクリプトコックス症、鳥インフルエンザなどに感染するリスクがあります。 クリプトコックス症は健康な人は感染しにくいのですが、高齢者や基礎疾患持ちの人は危険です。 だから私はその人たちにハトの群れを避けるように指導してますし、冬場のハトの死体は標本にするのは避けています。 >ディアブロス(草食系)様。 私もダルマワシを片手に、他の門下生の方々と「ワシはワシだ」でもっとお話ししたかったのですが、第一部中に通関トラブルで税関から着信が入っており、急遽予定を変更して早めに退場する事になりました。 無事に時間ギリギリで到着して、事なきを得ました。 実は出前授業の際は、標本を片手に歩く、あのスタイルです。 おかげで、かなり目立ちます。 「布を被せろ」だのの声が上がると思いますが、布が嘴や爪に引っかかり、損傷させた苦い経験がある為、悪天候以外ではあのスタイルです。 ただし紫外線に弱いので手早く扱ってます。 実は職質を受けたこともあり、地元ではある意味で有名人です。 あれは持っていくのに勇気が必要でした、笑。 私と同業の標本屋や猛禽類愛好家では、思い切って持ち歩いたり、据え回しをするのが意外ともって普通です。 時浦さんに初にお会いして、テンションが上がってしまい、勝手にテーブルの上にダルマワシを置いてしまい、少し失礼な事をしたのではないか?と反省しています。 エッジの効いたブログを書く人とは思えない、優しい雰囲気の人でした。
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おはようございます。
まだ道場の興奮が収まっておらず、昨日の晩のテレビニュースでは、一定の条件でコロナが28日間生存するだの云々の話が流れ、コロナ恐怖を増幅するかの様な報道でした。
他にも長く生存するコロナよりも危険なウイルスがいるんじゃないの?
インフルエンザウイルスでも一定の条件では長く生存するのでは?
実は北九州の某施設では、イノシシの頭骨が展示されて自由に触れる事が出来たのですが、感染防止で「アクリルケースに封印」されています。
再三書きますが、これだと視覚障害者への説明が出来るはずがありません。
あるカスは「口で説明すればいい、それでもプロかよ」と暴言を吐きましたが、あの複雑な骨格の構造を口で説明するのはプロでも至難の技です。
プロでも万能じゃありません。
他にも某ペットショップではコロナ感染防止とかの理由で爬虫類へのハンドリングが禁止されました。
じゃあ、店員はどうやって世話をするのか?
コーンスネークやフトアゴヒゲトカゲ等、ハンドリングが可能かどうかで、スキンシップをとれるというのは、その生き物を飼育する大きな楽しみになります。
また、ハンドリングされる事に慣れさせておけば、メンテナンスでその生き物を取り出したり、健康チェックなどをする場合に個体に無用のストレスを与えなくて済むメリットがあるのです。
エキゾチックアニマルの文化ではハンドリングは重要な作業なのです。
ここであえて言えば、爬虫類の中ではリクガメが最も危険です。
アフリカ産のリクガメに付着してるマダニがかなり広い範囲の動物を吸血し、媒介する「心水病」という反芻動物の死亡率の高い病気を媒介するからです。
これはコロナよりもはるかに危ないです。
おかげでアメリカではリクガメの輸入は禁止されてますが、日本では禁止にされていません。
コロナの感染源と言われたコウモリにしろ、もう一つの感染源と言われたアマガサヘビにしろ、SARSの感染源と言われたハクビシンにしろ、野生動物と接していて、自分だけが絶対に安全であるべきだと言うのはムシが良すぎるのです。
例えば、皆さんは街中を歩いていてハトを避けたりはしますか?
大部分の人が避けず、気にせず、逆に親しみを持って近づいたり、餌をやったりしてるはず(本当はいけないんですが)。
ぶちまけますとハトは最も不潔な動物です。
粉塵となったハトの糞を吸い込むことによるクリプトコックス症、鳥インフルエンザなどに感染するリスクがあります。
クリプトコックス症は健康な人は感染しにくいのですが、高齢者や基礎疾患持ちの人は危険です。
だから私はその人たちにハトの群れを避けるように指導してますし、冬場のハトの死体は標本にするのは避けています。
>ディアブロス(草食系)様。
私もダルマワシを片手に、他の門下生の方々と「ワシはワシだ」でもっとお話ししたかったのですが、第一部中に通関トラブルで税関から着信が入っており、急遽予定を変更して早めに退場する事になりました。
無事に時間ギリギリで到着して、事なきを得ました。
実は出前授業の際は、標本を片手に歩く、あのスタイルです。
おかげで、かなり目立ちます。
「布を被せろ」だのの声が上がると思いますが、布が嘴や爪に引っかかり、損傷させた苦い経験がある為、悪天候以外ではあのスタイルです。
ただし紫外線に弱いので手早く扱ってます。
実は職質を受けたこともあり、地元ではある意味で有名人です。
あれは持っていくのに勇気が必要でした、笑。
私と同業の標本屋や猛禽類愛好家では、思い切って持ち歩いたり、据え回しをするのが意外ともって普通です。
時浦さんに初にお会いして、テンションが上がってしまい、勝手にテーブルの上にダルマワシを置いてしまい、少し失礼な事をしたのではないか?と反省しています。
エッジの効いたブログを書く人とは思えない、優しい雰囲気の人でした。