希蝶 のコメント

3.
 このコロナ騒動で自分が感じるのは、なんだか、猫の首に鈴をつけるのは誰なのか、というイソップの話を長期間にわたって繰り返しているような感じがするのです。この場合の猫は実はある地域の人種にとっては非力で、別の地域では威張っている、そんな実力ですが。
 猫に鈴をつけられない鼠の心理は、「自分が猫の餌食になりたくないから」で、生命至上主義以外の何者でもないような気がします。かくいう自分も、宮澤賢治の「グスコーブドリ」のように、火山に突入してみんなのために貢献できるか、というとかなり怪しくなります。しかし、今こそ誰かが勇気を出して、「コロナウイルスは怖くない」と理論的に言わなければいけないのだと思う。それもかなり大勢で。沈黙は金なり、ともいうけれども、口に出して伝えない言葉は存在せず、「義を見てなさざるは勇無きなり」なのだと思う。誰も勇気を出して鈴をつけないから、地獄は長くならざるを得ず、先に述べたように、地獄であることすら感じられなくなるのでしょう。

 反骨精神、自分にもあるのでしょうか?とても気になります。今の職場でそれを公言したら、明らかに仲間外れになるでしょう。先日、すこしづつは話しているとも述べましたが、仕事時間はそちらが優先ですし、待期する場所も分けられていたり、「三密」とか「ソーシャルディスタンス」が日常的に語られるようではまだまだ難しいという感じです。
 でも、かりに長い道のりになったとしても、絶対にこの地獄を終わらせたいです。長くしないようにしたいです。人生は「ロング・アンド・ワインディング・ロード」でも「人の一生は重き荷を負いて遠き道を行くが如し」だけでもないでしょう。「たった一つしかない人生を、たった一人しかない自分を、本当に生かさなかったら、人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」でしょう。人生を生かす、ということは無駄に延命することではなく、メメント・モリで死を受け入れることでもあると自分は思います。

4.
 この問題がコロナウイルス感染の問題だけではなく、皇位継承問題や立憲的改憲ともかかわっている、すべては根が一つであるという意見、同意します。
 狂った施政者がおかしな政策をするのでない限り、当初は緩和方針でゆく、と決めたものを無理矢理緊縮策に変更させるには、よほどの理論とデータがなければいけないわけで、それも、正しく解釈しないといけないわけで、日本国外ではこうだから、日本もこうすべきだ、では猿真似以外の何物でしかないと思います。また頭のおかしな政治家が変なことをしないように憲法による制約を厳しくする、というのは政治がまっとうに施行されるために必要なことです。そう考えると、加計学園がどうこうという話題も、憲法の縛りがしっかりしていないから、安倍政権の恣意的な言い逃れを容認してしまった結果になってしまったわけで、憲法がしっかりしていないから、マスコミの意見に政府が流されてしまったわけでしょう。情況に流されるのではなく、利にかない、真に国民を幸福にする政治が施行されることを望みます。人治ではなく、法治を。
 
 以上、今度はかなり長々としたものになってしまいましたが、うまく自分の考えがまとめられましたでしょうか?ますます九州の道場が楽しみになりました。

>>85
 12月も2月も応募する予定です。検定試験なども受けたいので、日程がダブらないといいのですが、道場応募の方を優先します。検定試験は年3回受ける機会がありますが、その回の道場は一度きりのものです。

>>89
 返信、有り難うございます。東海道場は第1回の時に応募して落選したので、今度こそはと願っています。

No.122 51ヶ月前

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