こんにちは。
こないだ「特急ひたち号」に品川から常磐線経由で仙台まで乗りました。車中で駅弁を食べてそのままノーマスクでしたが、車掌には何も言われませんでした。乗客もノーマスクの方がチラホラ。

常磐線の一部は東日本大震災で不通になり、今春９年ぶりに全線の運転を再開しました。
原発事故による「帰還困難区域」を通るはずなのですが…福島県のホームページによると、線路の周辺と駅を「除染」して、そこだけは通れるという事になっておりました。
通過時に、東日本大震災の折に購入した簡易な線量計を用いて放射線量を車中で計測してみたところ、一般人が浴びても大丈夫とされる量を若干下回るくらいのレベルでした。
「時間が止まったままの街」が広がっておりました。

多くの人々の故郷を奪い、国土を汚染してしまった原発事故…「脱原発」を唱えるとサヨクのレッテルを貼る「自称保守」が湧いてきますが、郷里と国土を守る事を考えずに保守を自称するなど有り得ない！と思うのです。

私は生まれて以来、東電管内で生活しておりました。電力自由化でいわゆる新電力に切り替えれば得をすると分かってはいるのですが、原発事故収束の費用の事も考え、東電を使い続けております。もっとも、東電が原発を再稼働するのであれば再考する事になりますが。

ライジングの内容と少し離れたかも知れませんが、ご報告まで。