今号ライジングのよしりんの「愚民主主義」批判は
「民主主義という病い」最終章から繋がる氏のぶれない的確な現状認識に基づく論考で、
主旨に異論はないものの、これは日本に限ったものでないことも事実であり、
克服できた事例も世界でも今のところ見当たらず（ナチズム、文化大革命等、失敗例は20世紀に多々あり）、
今後も時間を掛けて考えるべきテーマだと思います。

家畜根性的全体主義（羊の村人意識）が遺伝子レベルで浸透している日本では、
おいそれとは解消出来そうにないのも残念ながら事実ですが。　　

>No.119 三味線弾きさん
「政治と野球と宗教の話」を控えるべきと言われるのは酒席での話ですね。
素面で良識の範囲で語り合うのは問題ないと思いますが、
酒で良識のタガが外れると収拾がつかなくなる為、
若いころ飲み屋のママさんによく言われたのを思い出しました。

これに限らず、議論は相手への敬意を保ちながら良識の範囲で行う心掛けをもつことが、
ヘイトスピーカーとは一線を隔する賢者の作法と認識します。

よしりんの「ごーまん言葉」は、表現者としての絶妙の才覚の基に発せられるもので、
素人の我々は安易に真似をするべきではなく、
出来るものでもないことを自覚するべきかと思います。

以上、特に特定の方への批判ではなく、
あくまでも公共の場に意見を投ずる際の一般論として記すものである点、御了承下さい。