ハックスレー のコメント

コロナ論読了しました。
緊急出版で誤植がありましたが、さほど気にはならず、読み応えは充分でした。
コロナの予測を外してないのが凄いです。
これまでのコロナの科学的な論考だけではなく、死生観・国家観・自由の大切さ、哲学について学び、考えさせられる本でした。
最も印象に残ったのは、最終章「経済の方が命よりも重い」です。
勤労の美徳を持ち、労働が実存であるのが日本人の本来の姿だと思います。
とんかつ店の店主のお話から改めて気が付きました。
私もコロナパニックで、北九州市の公共施設で行っていたインタープリテーションの仕事を全て失いました。
行っていた頃、殆どはお金は請求しませんでしたが、行うたびに子供や大人から、質問箱に投函されるアンケート用紙の質問に答えるのを毎回楽しみにしておりました。
お金をもらうのは向こうから言ってきた時でした。
(関西道場に質問箱の写真あり)
失った後に驚いたのは、「補償もらったらいいじゃん」とある人に言われた事です。
「金もらう代わりに止めろ」と言われたみたいで猛烈に腹が立ちました。
ある意味で買収される気すらしました。
サボりマンになれと言うのでしょうか?
日本人の勤労の美徳、実存を得る労働をナメてるとしか思えません。
やたらと補償を出せ!と絶叫する人は日本人の姿ではない気がします。
ルーツは韓国ながらも日本に生まれ、日本の公を受けて育ち、日本人として生きる決意をしてから35年。
何と生きてる間に全体主義を体験するとは夢にも思いませんでした。
特にリベラルを自称する人達が、ネトウヨや自称保守以上に「検査だ!隔離だ!」と日光猿軍団も真っ青な大合唱を繰り広げる有様に驚きました。
この人たちは安倍政権の憲法違反を指摘していたくせに、憲法違反の人権無視な隔離を絶叫するとは!
どこまでも倒錯した人たちなのか?
この手の人たちが過去に戦争を賛美したと容易に想像がつきました。
ジェング・ドールは「檻の中にいるチンプはチンプじゃない」と言ってました。
「自粛させて」「補償を出して」「緊急事態宣言出して」と叫ぶ人達は「檻の中のチンプ」そのものです。
いや、そのチンプでさえ、檻から出して野生復帰させれば、自然下で本来の生態を見せてくれます。
ところが、自ら自由を捨てて檻の中に入りたがるとは、彼等は悪い言い方をすれば、コンパニオンアニマルみたいな存在です。
管理されるのを喜んでいる。
コロナパニックは日本人の非常に危うい面を浮き彫りにしました。
昨日に安倍晋三が辞めましたが、指定感染症から外せなかったのはコロナ脳の反発を恐れての事でしょう。
次に首相になる人物には、コロナ脳の反発を押し切ってでも指定感染症から外して欲しいものです。
コロナ論、この本は戦争論以上の作品になると思います。
戦争論、国防論、脱原発論、反TPP論‥‥小林先生のこれまでの作品の全てが繋がった集大成・思想の極致です。
私は普段、本との出会いは人との出会いと同じで、その出会いは偶然の要素も交じっていると考えているので、これまでは他者にゴー宣を勧めることはしなかったのですが(失礼)、このコロナ論は別格です。
付き合いのある外国人も含め、他の人にも勧めます。
既に手元に12冊置いています。
ある友人は「小林氏は好きではないですが、こうした意見もあって良いと思います。読んでみます」と言ってくれました。
彼の感想に期待しています。
最後に、このような素晴らしい本を出していただき、本当にありがとうございました。

No.153 44ヶ月前

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