こけけっこー のコメント

>>65
    ---御堂筋日差し物語---

ほぼ天井までの大きなガラス窓の明るい喫茶店
広い通りに面したそのテーブル
早い昼下がり 冷たい飲み物を前に和やかにお話ししていた
いや、少し緊張し どう言葉を選んだらよいのか
やがて日は少しづつ傾き 一人の席にまともに当たる
ブラインドの無い窓 大阪の日差しは暑くて眩しくてクルシイ・・
紳士は様子を察して席を替わってくださった
氏の額に照り返す日の光は 
向かいの席に座っておられた尊い方をまともに射た
「わあっ、眩しいじゃないかぁー!」テーブル爆笑 一気に和む

傾く太陽の中でその方ははっきりと人徳主義の古さを指摘し退けられた
喫緊・確実に目指す重大事への方策を提示され 舵を切るご覚悟
それはまさに名著【民主主義という病い】をがっしりと踏まえた展開だったのだ
---その時にはまだその意味がわからなかったけれど

No.145 51ヶ月前

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