昭和43号 のコメント

ライジング号外を拝読し、インフルエンザ脳症は脳の側頭葉が障害を受けることが原因、という木蘭さんの記事に目が止まりました。
脳の側頭葉、特に左脳の側頭葉には言語中枢が存在し(右利きが多いことに関係)、感情や欲求を抑制しているとされます。脳の言語機能は幻覚にも関係し、意識の働きとされる記憶の想起や心の声といったことも幻覚の一種と考えられます。幼児や未成年者に脳症による異常行動が起こりやすいという現象も、言語機能が未発達で低下しやすいため、感情や幻覚の抑制が効かなくなることで発現するものと思われます。

以上はあくまで個人的な見解ですが、インフルエンザ脳症は脳の側頭葉の損傷によるとの説は、上記の考察からおそらく確かだろうと思います。
脳の言語機能は人格の形成にとっても重要なので、後遺症が残れば一生を左右します。インフルエンザの怖さを認識し直しました。

No.89 52ヶ月前

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