「そこまで言って委員会NP」見ました。

「悠仁親王の皇位継承第2位は流動的なもの…」といったことを高森先生が述べた途端「何で流動的なんだー！！！」と怒り狂う門田氏と阿比留氏。相手の意見を最後まで聴こうとしないので、高森先生の話が全然進みませんでした。スタジオではどうか分かりませんが、テレビでは高森先生の話が大幅にカットされているような印象でした。

「女系」という意味を多くの国民は分かっていないから「女系天皇」について賛否を聞くのは意味がない、「国民の8割が賛成」と言っても意味はない、と阿比留氏は主張されていたと思うのですが、でも阿比留氏も「皇太子と皇嗣の違い」や「皇太子と皇位継承第2位の違い」の意味を全く理解していないように見えました。門田氏も同様に。お二人とも「男系」一筋で、正論は頭に入っていかないのでしょうか。

竹田氏は相変わらず「血筋」の正当性を訴えていました。男系の血筋があってこそ天皇になる資格があるという姿勢に、上皇陛下にも今上陛下に対しても、そういう目で見ているのだろうなと思えます。歴代天皇の「なさりよう」ではなく、「血統」を。

大野裕之氏の女系天皇賛成の意見と小島慶子氏の「皇室の方々の『人権』について議論すべき」といった意見には大変共感しました。