「ムラ」はこの日本社会において突発的に発生し、その場その場に昨日他所で発生した「ムラ」とは別の同調圧力空間を産み落としていく
村民の顔ぶれは昨日のムラと同じはずなのに、主張の中身は昨日のそれとはまるで別種の「今日のムラ」にすっかり入れ替えられている
信じられないことにそんな「ムラ」は村でありながら「社会」を名乗り、さも自分たちこそが天地万物の常識、標準、中心点だと信じて疑わない
常に100%の同意（屈服）のみを求め1%の意見も視点も心配さえもを認めない
群体と化した共有頭脳で未来永劫その営みを繰り返す。当然何の自覚もなしに、自分たちを何か立派な「社会人」だと疑わず…

本当はさっさと見捨てて僅かな普通の人たちだけでやり直したいが色々あってそうもいかない。村民だとて雑兵として育てねば、独立国家は成立しないのだ

武士だけで国を守れる時代ではなくなったという『大東亜論』が思い出されるなあ
その事実を目の当たりにした時、維新の志士らは希望に燃えたのだろうか、絶望とともにやむをえなしと覚悟したのか…