ニセただし のコメント

高森先生の今朝のブログを読みました。
昭和天皇が、日本人の付和雷同を憂いていたお話、よく覚えています。色々な場面で頭に浮かんできます。
岩田健太郎教授のお話を紹介して下さった時も、空気のお話をされていた時も、頭の片隅にあったように思います。
高森先生や小林先生、師範方が、ゴー宣道場で、ズレた世間の公に対して議論されている時も、思い浮かべる時があります。

大昔からの日本人のどうしようもない特性なのか、それとも武士の時代などは違ったのか、などと考えたりします。
高度経済成長の時代の、日本人の組織力の強さは、付和雷同あっての物だったのか、なども。

付和雷同の人ばっかりが集まった集団と、個の確立した人が引っ張っている集団とでは、後者の方が強いですよね。
野球のWBCで、イチローが居たチームは強かった。
イチローや、王監督、最近の稲葉監督は、個が確立した人のような気がします。原監督や、他の歴代の監督は、なんとなく付和雷同の人のような気がします。

昭和天皇論で、終戦のご聖断のお話と、2・26事件の時のお話がありましたが、陛下の確固たる個の強さは物凄かったです。

個の確立した人間には、付和雷同の様子や空気が支配している様子が、よく見えるのではないかと思います。
小林先生が提唱している個の連帯は、日本人の持つ負の性質とは真逆の、確固たる個を持つ最強の日本人集団を作る試みなのだと思います。

No.218 52ヶ月前

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