ゴー宣４巻の感想です。

まず、表紙が凄いですね。
オビに「新型コロナパニックに踊らされるな！」
世論と逆を行く発言で見る人によってはぎょっとさせられるものかも知れませんが、59宣言であるとおり、イラク戦争については、当時のよしりん先生の発言は正しくて、親米保守と言われた人たちのそれは何から何まで間違ってた！！

他にもよしりん先生は様々なことを予測し、当てて来ています。それも、よしりん先生には何の下心もなく、先入観もなく、物事を素直に見ることが出来たからだと思います。

だからこそ、僕はよしりん先生を信じるし、コロナのこともきっと間違ってないでしょう！


ただ今回、女性の地位向上が中心になっていて、この問題に非常に力を入れていることが伺えます。実際、男尊女卑…女性蔑視の風潮は皇位継承を始めとする日本の様々な問題に暗い影を落としていて、これを何とかしないことには、日本に未来はない！よしりん先生の社会問題への嗅覚はやはり凄いですね…。
そして、そのために自らの過去の言動を振り返り、きちんと反省をしている…誠実でもあるんですよね。(こういうところは見習っていきたいものです。)

そして、その中でも衝撃的なのが、レイプ論とも言うべきもの。これを読むと、本当にレイプされた女性の心理が悲しいし、逆にレイプ男に対しては、嫌悪感しか沸かない！気持ち悪いし、怒りが沸くし…。

いや、それだけじゃなくて、伊藤詩織さんを嗤った奴ら…本当に反吐が出る！先日、その一人、はすみとしこが伊藤詩織さんに訴えられたけど、当然だと思います。伊藤さんには頑張ってほしいです。

けど、彼女には一つだけ残念に思うことがあります。それは、小林よしのりとの連携の動きが見られないこと。
やはり、男性…それも保守派の人間であそこまでレイプを許さないと公的に発言する人はいません。そういう人と手を組むということは、反レイプは男性も考えていくべきだという強力なメッセージになるはずです。

そう、レイプもそうですが、女性の地位向上は決して女性だけの問題にしてはいけません。例えば、黒人差別に抗議する人たちにも、白人がいるように、女性差別反対を男性も訴えていくべきでしょう。ましてや、フェミニストだけの独占物にしてはいけません。

その意味では、僕はゴー宣道場に期待します！
道場はちぇぶ隊長のもと、あっという間に女性が中心的な役割を果たすことになりました。ゴー宣道場が女性の地位向上の先鞭をつける！！
道場の今後の動きが楽しみです。