希蝶 のコメント

 お邪魔します。
>>90
 アドレス、ツイッターに貼っておきました。確かにおかしいです。

 もくれんさんのブログ、「2020.6.20 00:13 どのように死ねば満足するんだろう」に関して。
 私が以前、中学生向けの雑誌のギャグ投稿欄で読んだ笑い話にこういうのがありました。
 娘が不治の病にかかり、生きている間に良い思い出を与えてあげて下さい、と医師から勧められ、借金をして豪華な生活をしました。そうしたら、奇蹟が起り、娘の病が完治しました。だが、その後、借金で首がまわらなくなった、いう話です。ちょっとブラックすぎたでしょうか?
 TVのコメンテーターさんたちの言っていることは、こういうことなのではないか、と思います。楽しい思い出を、というのは、無理をすることではなく、身の丈にあったものでないといけない、ということなのでしょう。病に罹った人にとっては、ほんの些細なこと、昔の思い出を辿るようなことでも、良い思い出になる、ということもあるのだろうと。横光利一の小説に「春は馬車に乗って」という短篇があるのですが、全然救いにも何にもなっていない結末ですが、結核にかかった妻を喜ばせることには、春の訪れを告げる、ごく僅かなことでも良いのでしょう。
 横光利一と言えば、「蠅」というショートショートがあり、生命の危うさ、脆さを感じさせてくれます。ネタばれをさせてはいけないので、この程度に。

 コロナウイルスに関して言うと、私の知人の意見によると、死者数が少ないから良いだろうという考え方が気に入らないのだそうです。人には人それぞれの人生があって、数の問題ではない、だから死者を出さない方がよい、という意見なのだそうです。私が電話で、それは自分も同じだし、この病気で人は死なない、第二派など来ない、というような意見を述べても、「実際に900人位なくなっているではないか」という意見になってしまうのです。じゃあ、免疫を持たない人を増産し、無菌室作成のような政策をとって、その、それぞれの人生を送っている人が結果として死んでしまったら、どうなるんだ、と私は思います。
 来月、面会して実際に会うことになっているのですが、それについても、電話の方が良い、自分は小林先生のような意見は持ち合わせていないから、と抵抗するので、仕方なく(2ヶ月も電話でカウンセリングというのも嫌なので)マスクをして話をすることにしました。そうしたら、「綺麗なマスクをしてきて下さい」となり、結果、向こうの用意したマスクを待合室でつける、ということに。カウンセラーが患者を不安がらせるような行動をしてどうなるというのか、という疑問を持ちました。ひょっとしたら、ブラウン管面談になるのかな?
 コロナウイルスへの恐怖観念がもたらしたものは、予想している以上に大きいかも知れないです。先日も図書館へ行ったら、「手にとった本はBOXに入れて下さい」ですし、正直に箱に入れたら、翌日になっても書棚にもどっていないような有様です。正直者がばかをみる、というのはこういうことを言うのかな?

No.107 51ヶ月前

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