言葉を好き勝手に使い、責任も取らなくていいのであれば、デタラメや中傷、罵詈雑言は言いたい放題です。
危険を煽りに煽る、テレ朝『羽鳥慎一モーニングショー』は、霊感商法そのものです。
あまりにデタラメな発言が許されるとなると、紀元前、韓非の説が本当に思い知らされる。

『「前略」君主が臣下の進言を受けたあと、成功しないうちに進言した者の爵禄を上げ、失敗しても罰を加えないとしたら、遊説者たちがあてずっぽうの説を立てて、まぐれ当たりを期待しないわけがあろうか。いったい、国を亡ぼし、身を破滅させながら、君主が、遊説者たちのでたらめに乗せられてしまうのは、なぜだろうか。君主が公利と私利の区別を知らないからである。かれらの言葉の当否を察する事ができないからである。そして、失敗したら、必ず罰を加えることをしないからである』

コロナから話題が外れてしまいますが、昨今の痛々しい事件として木村花さんがSNSの中傷コメントで精神的に追いやられ、自殺してしまった件も同じです。
中傷を好き勝手に書き放題で、言葉に責任を持たずにすむ結果がこんな事になってしまったと思っています。
加害側が中傷コメントに責任を負うどころか、アカウントを削除して中傷コメントを無かった事にし、逃げているだけで卑怯の極みです。