私は当初、次のように考えていました。いわゆる緩和政策へ移行したら相応の死者が出ることは覚悟しなければならない。しかし、それをやらなければ国家が潰れる。この選択を日本人は引き受けなければいけないが、非常に心苦しいことには違いない。辛い一年になるな、と。

まだすべてが終わったわけではないですが、第一波はなんとか凌ぎきれる模様です。木村もりよ氏が指摘する通り、冬にインフルエンザと重なることに備えて、医療体制を再整備しなければならないでしょう。それと、小林先生がご指摘の通り、命がけで戦った医療従事者に大きな報酬を出さねばなりません。これは今後も含めて、とても大事なことですね。

少なくとも、インフルエンザ並みの死者数が短期に集中することは覚悟していただけに、改めて日本の医療レベルの高さを思い知った次第です。それをいまさら検査数だけ見て、少ないからなんだのとケチをつけている輩はなんでしょうね。結局、自分の誤った思い込みに執着して、現実を認められないだけでしょう。現場の方々は、そんなのに構っている暇ありませんよ。

それと、やはり気になるのは「自粛」の効果ですね。この辺り、医療体制含め、他の要素のほうが遥かに重要だったんじゃないのという気がします。是非、生放送でお話してもらいたいです。