真剣に物事を考えないというのは恐ろしいことです。
ツイッターでは外出自粛がなし崩しに延長になりそうなニュースに「これ以上経済を停滞させるわけにはいかないから
とっとと解除しろ。」というここでも言われていた主張が寄せられてきていますが
そもそも今回の緊急事態宣言が人々がこぞって要請して突き上げてしまった世論によって発令されえしまったことを
考えると日本人の厚顔無恥には呆れ返る。
緊急事態宣言の発令によってどれほど自分達の仕事や経済が行き詰ってしまうか、
下手したら行動が極度に制限、監視され、国から支給される金で生きるという社会主義構造によって自分達の自由やプライバシーなどの人権を明け渡してしまう管理社会になってしまう可能性なんかを考えず緊急事態宣言の煽りを受けて自分から店を閉めたくせに「自粛するんだからちゃんと金よこせ補償をしっかりしろ。」と一方的な我儘を主張し数週間で行き詰るや音を上げて「とっとと自粛を解除しろ」と無責任な批判を繰り返す始末。
賭博黙示録カイジでは利根川先生が「どんなときも【真剣になれない】という病理」を言及しましたが
所詮外国から入ってきた「自由」や「人権」の概念が分からず自分達に当たり前に付与されているものと思んで
都合よく行使し、一旦明け渡しても都合が悪くなるとリセットボタン感覚で元通りにすることでまた自分達の元に
戻ってきてくれると信じ込んでいる日本人。
コロナが生物兵器だなんだという陰謀論をよく聞くが喩えそれが本当だったとしても今の日本の惨状が
日本人自体が招いた事態なんだから救いようがない。