GEE-US-T のコメント

>>369

mkさん、作法に通じてないものですみません。
文章も書き慣れなくなってしまいご迷惑かけました。

筆者(わたくし)の論旨は以下の三点。

① 日本や東アジア
小林せんせい、そして拝見するかぎり同調されている
方々の「経済回さなあかん、ヤバい」の主張は基本的人権の回復という観点も
ふくめ、日本などのアジアの国々については、多分、正しい。
(基本的人権うんぬんは、東アジアの立憲民主主義国家に限った議論)

②英欧米
しかし英欧米については、メルケルさんなどあちらの
政治家さんの、(煽り、脅しのカタカナじゃない)
lockdownが、集会の自由・移動の自由という憲法上の
基本的人権の制限を伴うが、苦渋の決断としてなら、
多分、正しい。

③理由(暫定的なエビデンス)
①と②を分ける理由は、
「単位人口当たりコロナ死者数」です。

そのためのエビデンスが、オックスフォード大CEBMや
Our World in Dataの掲げる「単位人口あたり死者数」。
(メタデータという制約はあれど)

人口あたり医療従事者数とか病床数などより、
日本の世界一の高齢化率、有数の人口密度、都市化率、
震源地?との近接性などなど、かなり不利な所与の条件です。

ならば、「単位あたりコロナ死者数」が英欧米並み、
否、とっくに越えててもおかしくない。

さて。
日本でこのままcovid-19の流行が収まると仮定して。
あるいはインフル並みに予防接種さえできるものになると仮定して。

この点については、未来は未定で不定です。どちらのサイドも予断を交えず、
オープンに事態を見守るべき。「予断を許さない」という予断もダメ。

「じゃあ、ナゼ」ということよりも!!

いやさ、研究者ならそれに5年費やすのもええでしょう。

けど市井の人間は、塵が収まるのを待ってては喰ってけない。

18世紀に花開いたイギリス式医療の精華である疫学
(epidemiology。その名の通りepidemicやpandemicの
ための研究)の初期の最大級のレッスンは以下のハズ:
「メカニズムや機序の理解は、わからないなら、後回しにせよ」

これは、細菌が発見される前の19世紀半ばに非業の死を
遂げたハンガリーの医師の遺した病理学の教訓にもとても近い。

ただし今回、疫学の発動方向は「ナゼだかわからないが、どうやら疑わしい行動の排除」ではない。
「ナゼだかわからないが、どうやらあまり心配しなくていい行動の解禁」
ということです。

つ・ま・り、特に日本における「現役世代」かつ「健常者」に
とっての通常の経済活動です。

No.375 55ヶ月前

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