よしりん先生の新型コロナへの風潮に対する見事なカウンター的見解を見ていてよかったな、最近ではありますが、そのようにじわじわと感じ出しています。もし、よしりん先生の意見を見ていなかったら、自分も抑制一本槍の風潮に疑問を持てなかったことでしょう。


ところで、本日の生放送に役立つかどうかわかりませんが（優秀なもくれん探偵はすでにご存知かもしれませんが）、おもしろい発表がありましたので、紹介させていただきます。
あのDP号でも脚光を浴びた岩田健太郎氏も参加している論文です（現在は査読前の発表）。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.04.26.20079822v1

日本語で要約したものはこちら
https://pulmonary.exblog.jp/28966239/

3月末から4月7日にかけて、神戸市立医療センター中央市民病院で外来受診し、血液採取した患者の1000検体を用いて抗体による検査を行ったもので、それによれば、陽性は1000検体中33だったと。
神戸市の人口に推定させると約4万～7万人はこの時点で新型コロナと接触していたのではないか、というものです（岩田氏のTwitterでの説明では、偽陽性・偽陰性を含む数値とのこと）。

現時点での神戸市における死者は4人、退院した人も含めた患者数は255人です（神戸市人口は151万8870人）。
https://www.city.kobe.lg.jp/a73576/kenko/health/infection/protection/covid_19.html


数字の読み方については、いろいろな意味で注意を要するとは思いますが、素人の自分としては、「もうスゲー感染してるよ！」と同時に「症状が現れるのたったそれだけ？！」と呆気にとられてしまいました。