そもそも、自粛を中心とする抑圧政策は再燃を考えると年単位でやる必要があるでしょう。そこまでの覚悟も想像力もない癖に、我こそが正義という連中が溢れているのはどうしてなのでしょうね。私には彼らが近視眼的な善意や正義に淫しているようにしか見えません。それは人類の歴史を見るに、ギャンブル依存症よりもずっと、危険なことではないですか。
自粛の強制は、自己だけではなく他者や社会を「破産」させる行為です。

それと、自治体や政府からの休業交付金は、手切れ金と言い換えたほうがいい。君たちは運悪く、世間から排除させる側になりました、つきましては、この手切れ金をもらって世間の外に出て下さい。あとのことは知りません、こうですよ。ああ、自粛しないで営業をしたら村八分、が追加ですね。もちろん、「こちらがいいと言うまで営業しない」のも前提です。度重なる緊急事態宣言の発出や延長に業を煮やし、耐えきれず営業再開なんてしたら、行政はそのことを嬉々として晒し、世間は「手切れ金を受け取ったのにうるさい愛人」に容赦なくバッシングを加えることでしょう。「見えている地雷」とはこのことです。ゆめゆめ、気を付けたほうがよさそうですね。