ゴー宣の感想、になるかどうかわかりませんが、読んで思ったことを挙げてみます。
　ボーヴォワールは、女性の本質は生物的特質ではない、と言っていますが、私はそうではないと考えます。ボーヴォワールが生きていた時代は、まだ戦争の影響が強く残っていたのですから、女性は男性より立場が弱い分、母親から要領の良さを学ばざるを得なかったと思います。　ボーヴォワールは、歴史的、社会的、家族的な環境の中、その当時に求められていた女性像に嵌められていた自分に対し、自虐として「女になるのだ」と発言したのかもしれません。
　話は変わりますが、ゴー宣の中で紹介されていたとある写真ですが、私はアレを横暴や自虐とは思っていません。ネタバレになりそうですが、一目見た瞬間、将棋の対局で不利である棋士が「参りました」と投了する場面に似ているなと思いました。つまり、型に嵌まっていて全く面白く無いのです。アレに目くじら立てる門下生さん達には、ちょっと見識が狭いのでは？と言いたくなります。　私だったら、上からの構図にして、うつ伏せに倒れた私の頭をちぇぶさんに踏ませて、ピースさせて自画撮りみたく写真を撮ります。画像の下辺りに「やったぜイェーイ」と付けて。というか、そこまでやらないと面白くないですね。
　長々とアホな事を書き連ねてしまいましたが、要は、主体性を持つ型破りな女性を求めるなら、男も型を破らなければいけないのではないかと思います。