連続投稿、失礼します。

自分がよく聴いている地元(隣の県ですが)のラジオ番組が、だんだんと「コロナ自警団」と化しつつあります。
この前の放送では、パーソナリティーの一人が「こんな時期に沖縄に行こうとしている人々が6万人もいる」と言って、その人達を避難していました。
しかしながら、行く行かないはその人達の自由であり、番組でその人達を非難する筋合いはないと思います。

先週も、テレワークを導入できる環境なのに導入しない事業主を非難していましたが、導入しないのにも何らかの事情や理由があるはずです。
「目の前の健康や命が大事」という観点ばかりに囚われて非難するのはおかしいと思います。

更に先々週は、大阪から奈良に越境してパチンコをしに来た人達を馬鹿にしたような事を言ってました。
これに至っては「どの口が言えるか！？」と思いました。
その放送局は、コロナ騒動以前はパチンコのCMをバンバン流していましたし、番組パーソナリティーの一人はパチンコのCMに普通に出ていました。
正直、偽善としか言いようがありません。

結局、番組が自警団化することで、昨今の同調圧力、全体主義の強張った空気を更に強めているような感じがします。
そして、上から目線で、｢自分達は正義の名の下で話題を取り上げているんだ！!｣というマスコミの思い上がりも感じます。

ラジオ番組って、そのためにあるのでしょうか！?
もっとリスナーに楽しさや喜び、幸福感をもたらすのがラジオ番組のはずだと、自分は思っています。

その局と番組には、自警団的な話題の取り上げをやめてほしい、と思わずにはいられません。