ウチは金属加工業ですが、コロナパニックでは大変迷惑を被っております。 実をいうと昨年の消費税UP前から仕事が減る予想していましたが、10月からの「空気」で確信になり、本年度に突入しました。 1月、2月は消費税からの受注減が最も大きい所ですが、2月中旬からそれ以降の仕事が出てくる「匂い」というか「雰囲気」が全く感じられず、4月、5月の仕事をする事になり、3月売上は6割減。4月売上も5割減になると思っています。 今、仕事して作業しているのは5月、6月分の先食いです。 その先の見通しは全く立ちませんが、本格的にコロナショックの影響を受け始めるのは6月以降になると感じていますし、この5割近い売上減が続けば、確実に夏までに破綻しますので、銀行からン千万円の運転資金の調達、政府からの「持続化給付金200万円(焼け石に水ですが)」を利用して、なんとか乗り切ろうとバタバタ動いている、というのが自分の現状です。 次に近隣の大手企業M・Dでは、自粛ムードで消沈している繁華街のスナックへ、「お金使ったらな潰れるで!」と繰り出した複数人の感染が発覚。 その方が在籍していた部署が閉鎖され、400人が自宅待機。 そこからの仕事を担っている下請会社(友人)もその煽りを受けて、開店休業状態です。 酷いのは大手企業の資材調達出来ないツケを下請けに丸投げしている事ですね。 大量生産品であるから単価が合っていた製品であるのにも関わらず、1/5以下の発注量で、価格は据え置きです。これはまだ初めですから、今から規模は大きくなるでしょう。 この大手企業の下請けをしている友人の会社だけでなく、近隣の会社(知人程度)5~6社も同じ状況です。 また繁華街では、私の行きつけのお店(スナック)が辞めてしまいました。 ただでさえ不景気の煽りで客足が減り、最盛期からすると歩いている人の数が1/10くらいに減っている所で頑張って経営されていた方だったのですが、その界隈でコロナ感染者が出た為にまずは営業自粛。先行きが見えないので、「廃業」の決断をされたようです。 このスナックだけでなく、近隣のお店も状況は同じです。 友人の経営する焼鳥屋、居酒屋、この騒動勃発以降に話を伺うと同じ事しか言いません。 皆、「自粛をどうにかして欲しい」です。 そんな状況において、各経営者の見解は「ココまで自粛する意味があるのか?」と8割方が思っている所が救いだと思います。コロナ感染に対しても「覚悟」を持っている人が多く、「コロナは大した事ない!」という事を直感で感じているのでしょう。 経営者は会社存続、経済を強く意識しますが、会社員・主婦・一般の方は、会社存続への危機感が少ないので、コロナに対する恐怖は「死」だけなのだと感じます。 会社が死ねば自分も死ぬ事は分かっているはずですが、直接の「死」ではないと、どこか他人行儀な感じ方なのだと思いますね。 会社への思いが薄い、のはグローバル化がもたらした闇の部分です。派遣雇用しかしない企業が多い為に、終身雇用って意識が全く無い。そうなると会社よりも自分個人が大事になりますから、自粛に対して何の危機感も無いのだと思います。 5月になって、感染のピークが1時的に下がってもコロナは根絶しないと予想しています。自粛して感染者ゼロにまで持っていけるなら協力しますが、「ゼロにできます!」と誰も断言できないのだから、コロナの死者数よりも廃業に恐怖を感じます。 この「コロナ怖い病の集団感染」から一刻も早く治癒して欲しい。 もしくはコロナ怖いでも良いから、自粛しないで済む方針を打ち出すか。 アベが「コロナは感染しても死ぬのは老人・疾患持ちだけです!手洗い・うがい・マスク等の感染対策をすればまず大丈夫です!万が一無くなられた方が出ましたら、政府が責任を持って手厚い保護を致しますので、50歳代以下の働き盛り世代は、普通の生活を送って下さい。」 位の発言をしてくれたら良いのですけど。 今の責任を取るって意味が分からない政治家では無理ですかね。
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ウチは金属加工業ですが、コロナパニックでは大変迷惑を被っております。
実をいうと昨年の消費税UP前から仕事が減る予想していましたが、10月からの「空気」で確信になり、本年度に突入しました。
1月、2月は消費税からの受注減が最も大きい所ですが、2月中旬からそれ以降の仕事が出てくる「匂い」というか「雰囲気」が全く感じられず、4月、5月の仕事をする事になり、3月売上は6割減。4月売上も5割減になると思っています。
今、仕事して作業しているのは5月、6月分の先食いです。
その先の見通しは全く立ちませんが、本格的にコロナショックの影響を受け始めるのは6月以降になると感じていますし、この5割近い売上減が続けば、確実に夏までに破綻しますので、銀行からン千万円の運転資金の調達、政府からの「持続化給付金200万円(焼け石に水ですが)」を利用して、なんとか乗り切ろうとバタバタ動いている、というのが自分の現状です。
次に近隣の大手企業M・Dでは、自粛ムードで消沈している繁華街のスナックへ、「お金使ったらな潰れるで!」と繰り出した複数人の感染が発覚。
その方が在籍していた部署が閉鎖され、400人が自宅待機。
そこからの仕事を担っている下請会社(友人)もその煽りを受けて、開店休業状態です。
酷いのは大手企業の資材調達出来ないツケを下請けに丸投げしている事ですね。
大量生産品であるから単価が合っていた製品であるのにも関わらず、1/5以下の発注量で、価格は据え置きです。これはまだ初めですから、今から規模は大きくなるでしょう。
この大手企業の下請けをしている友人の会社だけでなく、近隣の会社(知人程度)5~6社も同じ状況です。
また繁華街では、私の行きつけのお店(スナック)が辞めてしまいました。
ただでさえ不景気の煽りで客足が減り、最盛期からすると歩いている人の数が1/10くらいに減っている所で頑張って経営されていた方だったのですが、その界隈でコロナ感染者が出た為にまずは営業自粛。先行きが見えないので、「廃業」の決断をされたようです。
このスナックだけでなく、近隣のお店も状況は同じです。
友人の経営する焼鳥屋、居酒屋、この騒動勃発以降に話を伺うと同じ事しか言いません。
皆、「自粛をどうにかして欲しい」です。
そんな状況において、各経営者の見解は「ココまで自粛する意味があるのか?」と8割方が思っている所が救いだと思います。コロナ感染に対しても「覚悟」を持っている人が多く、「コロナは大した事ない!」という事を直感で感じているのでしょう。
経営者は会社存続、経済を強く意識しますが、会社員・主婦・一般の方は、会社存続への危機感が少ないので、コロナに対する恐怖は「死」だけなのだと感じます。
会社が死ねば自分も死ぬ事は分かっているはずですが、直接の「死」ではないと、どこか他人行儀な感じ方なのだと思いますね。
会社への思いが薄い、のはグローバル化がもたらした闇の部分です。派遣雇用しかしない企業が多い為に、終身雇用って意識が全く無い。そうなると会社よりも自分個人が大事になりますから、自粛に対して何の危機感も無いのだと思います。
5月になって、感染のピークが1時的に下がってもコロナは根絶しないと予想しています。自粛して感染者ゼロにまで持っていけるなら協力しますが、「ゼロにできます!」と誰も断言できないのだから、コロナの死者数よりも廃業に恐怖を感じます。
この「コロナ怖い病の集団感染」から一刻も早く治癒して欲しい。
もしくはコロナ怖いでも良いから、自粛しないで済む方針を打ち出すか。
アベが「コロナは感染しても死ぬのは老人・疾患持ちだけです!手洗い・うがい・マスク等の感染対策をすればまず大丈夫です!万が一無くなられた方が出ましたら、政府が責任を持って手厚い保護を致しますので、50歳代以下の働き盛り世代は、普通の生活を送って下さい。」
位の発言をしてくれたら良いのですけど。
今の責任を取るって意味が分からない政治家では無理ですかね。